Twitterを見ているとラグビー日本代表の、あの選手がツイートしていたのが目に入ってきました。
日本代表がW杯で勝たなくて良いなら
今のままのフォーマットで、今のままの日程で!日本選手権に大学枠があって良いと思います。
国内だけでラグビー関係者だけで盛り上がれば良いと思う。
世界で勝ちたいなら、
変えるべき。「優先順位」をもう一度考えよ。
何が最優先か。— 畠山健介 (@03hatake) 2017年1月19日
Contents
畠山選手がツイートした内容を考えてみる。
日本代表がW杯で勝たなくて良いなら
今のままのフォーマットで、今のままの日程で!
日本選手権に大学枠があって良いと思います。
国内だけでラグビー関係者だけで盛り上がれば良いと思う。
世界で勝ちたいなら、
変えるべき。
「優先順位」をもう一度考えよ。
何が最優先か。
日本ラグビーの立ち位置
![f:id:youteg:20170120083234p:plain f:id:youteg:20170120083234p:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youteg/20170120/20170120083234.png)
一昨年のラグビーワールドカップで南アフリカに勝利したことを知っている方は多いと思います。
ラグビーをやってきた人間からすると、これって本当に奇跡に近いことだったんですよ。
選手には申し訳ないですが…
・サッカーに例えると、高校の全国大会に出場するレベルのチームが、バルセロナに勝ってしまうくらい。
・野球に例えると、スポ小の野球チームが本気の巨人に勝ってしまう。
大人と子供の試合みたいなもんだったんですよ。
試合前までは・・・
それくらいに本当に匹敵するくらいの衝撃でした。
これは日本だけでは、世界中で大きく取り上げられました。
各メディアで「世界に波紋」「史上最大の番狂わせ」とも報道されました。
2019年は日本でラグビーワールドカップが開催
惜しくも、日本は前回大会グループステージで3勝しながら、決勝トーナメントには進出できませんでした。
これも、ラグビーワールドカップ史上初の出来事でした。
そんななか、次のワールドカップの開催地が日本なんです!
そして、2020年には東京オリンピック
こちらは7人制ラグビーにも期待がかかっています。
7人制ラグビーとは…
通常のラグビーは15人
7人制は7人で同じ広さのグラウンド、ルールでやるラグビーのことです。
まさに、今後の日本ラグビーを占う大事な期間にさしかかっています!
国内ラグビーの仕組み
![f:id:youteg:20170119223937p:plain f:id:youteg:20170119223937p:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youteg/20170119/20170119223937.png)
日本のラグビーは社会人スポーツです。
ほとんどの選手は仕事とラグビーの両立をしています。
(一部の選手はプロ契約をしています。)
そして、16チームからなる「トップリーグ」が日本最高峰のラグビーリーグ。
![f:id:youteg:20170119224115p:plain f:id:youteg:20170119224115p:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/youteg/20170119/20170119224115.png)
また、2016年から、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカのチームがでおこなわれていた国際リーグ「スーパーラグビー」にアルゼンチンとともに参加しています。
日本チームのチーム名は「サンウルブズ」。
トップリーグの選手を中心に構成されたチーム。
日本のラグビーの日程
・トップリーグ(開催期間:2016/8〜2017/1/14 1チーム15試合)
・日本選手権(開催時期:2017/1/21〜2017/1/29 合計3試合)
・サンウルブズ(開催期間:2017/2/25〜2017/7/15 17試合)
畠山選手の発言
日本代表がW杯で勝たなくて良いなら
今のままのフォーマットで、今のままの日程で!日本選手権に大学枠があって良いと思います。
国内だけでラグビー関係者だけで盛り上がれば良いと思う。
世界で勝ちたいなら、
変えるべき。「優先順位」をもう一度考えよ。
何が最優先か。— 畠山健介 (@03hatake) 2017年1月19日
日本選手権への大学生枠についてです。
今年の方式は、トップリーグ上位3チームと、大学選手権優勝チームの4チームがトーナメント方式で対戦をします。
この大学生枠をの有無を問うツイートをされました。
これにはサンウルブズの存在が大きく関わっています。
いままでは、トップリーグの試合、及びその後の日本選手権でシーズンが終了していました。
ですが、このサンウルブズのスパーラグビー参戦により、ほぼ一年活動を余儀なくされる選手もでてきています。
また、この他にも日本代表の試合や合宿、活動も入ってくるので、1年中やすみなくラグビーをプレーすることになります。
Jリーグやプロ野球でさえ、オフシーズンがあるにもかかわらず、ましてや社会人で仕事をしながら1年中活動するということの改善を訴えています。
選手の危機感
そもそも、サンウルブズは日本代表の強化を目的に参戦を目指してました。
そうなると、やっぱりどうしても選ばれる選手は偏ってしまいます。
選手が偏ってしまうことで、選手のコンディショングが一番の問題になってきます。
なので、近年力の差が広がりつつあるトップリー勢と大学生の試合をなくしてもいいのではということでした。
結局は、来シーズン以降大学生枠は廃止となりました。
日本代表強化のため
畠山選手自信もリスクを覚悟でのツイートだと老います。
140字とかぎられた文字数の中でのアンケートいろいろなリツートがきていました。
協会運営側が
「日本代表とサンウルブズの強化の為に」「苦渋の決断で」「伝統がある日本選手権の大学枠撤廃」を「示唆しています」
協会側は何度も話し合っているでしょう。それでも代表が強化される事を願って判断されました。勇気ある決断だったと思います。— 畠山健介 (@03hatake) 2017年1月19日
日本ラグビー界の最優先のチームどこであるべきでしょうか?
そこから逆算すると分かりやすいですよ!— 畠山健介 (@03hatake) 2017年1月19日
大学生枠を廃止し、国内リーグの日程を変えることによって、日本代表にはプラスになることがおおいと考えているんだと思います。
- 選手のコンディショング面。
- 代表やサンウルブズでの活動が増やせる。
- 消化試合になりうる試合を開催するリスクがなくなる。(コンディショング面にも繋がってくる)
社会人vs大学生の真剣勝負はこの日本選手権でしかみれないので、楽しみにしている方も多いと思います。
ですが、スーパーラグビーにも参戦し、選手の強化を測るため。
まずは代表の強化を優先させた協会の判断なのであとは選手もファンもしっかり指示していくべき!
ターゲットはラグビーワールドカップベスト8
代表選手、協会関係者はなんとしてもこれを目標にやっているのではないでしょうか。
これに向けてファンももっと後押ししていかなければ!
そんなことを考えさせられた畠山選手のツイートでした。
今週末に大事な試合が控えているにも関わらず、お疲れさまです!
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