タグラグビーの全国大会が開催されているにもかかわらず、タグラグビーを教えてくれるコーチはあまりいませんよね?
だから、「タグラグビーを、どういう風に指導をしていったらいいのかわからない」という先生は多いかと思います。
そこで、今回はラグビー未経験者の先生でも安心!トライを簡単に取るための2つのポイントを紹介します。
タグラグビーはとっても簡単で、タグを取らせてトライを取ればいいだけの話だったんです。
タグを取られないように逃げるのではなく、タグを取らせることがポイントです。
もう少し詳しくみていきましょう。
Contents
タグラグビーについておさらい
腰にヒモをつけておこなうラグビーに似たスポーツです。
ラグビーとの一番のちがいは、相手に体をぶつけてはいけません。
また、キックを蹴ることもできない点がラグビーとは大きく違います。
最近では、小学校の体育にも取り入れられているタグラグビー。
全国大会も開催されるほどになっています。
タグラグビーの基本的なルール
- スローフォワード…ボールは真横か後方へしか投げることができない
- ノックオン…ボールを前へ落とすこと
- 攻守交代…タグを4回取られると攻守交代
- トライ…相手のインゴールの中に走り込んでボールを置けば「トライ」で1点。
ラグビーとの違いを理解する
先ほどもかきましたが、タグラグビーは、相手に体をぶつけてはいけません。
なので、相手にぶつかって前に進むというラグビーとは攻撃方法がことなってきます。
では、どうやって、トライをとるのか…
それは「スペースを作り、ボールを前に運ぶ」ということです。
トライを取るための2つの作戦
トライをとるポイントは2つあります。
- タグを取られる場所
- パスを出す位置
1.タグを取られる場所
正直タグを1回もとられず、トライをとるのは難しいでしょう。
逆に、4回までタグはとられてもいいとうルールをうまく利用します。(※4回タグを取られれば攻守交代)
いかに攻守交代までの間に、スペースを潰さずにボールを渡す仲間に広いスペースを残したまま渡せるか。
そして、それをミスなく何度も続けられるか。
小学生はどうしてもボールをもってスペースを見つけるために、横に走っていきます。
これでは得点を奪うことが難しいです。
「タグを取られても良いから前に進む。」
このことをまずは、子供達に教えてあげてください。
2.パスを投げる位置
パスは真横から少し後ろに投げます。
- 前にでて、タグを取らせる
- そのあとのパスを投げる。
せっかく前にでて、タグを取られたのに真後ろにパスを出しては意味がありません。
タグを取られ、パスを良い位置に出す。
これをくり返すことで、相手デイフェンス選手が次第に追いつかなくなります。
これこそが、一番単純にトライを取る形です。
攻撃と守備どっちが大事?
タグラグビーで大切なのは攻撃です。
タグラグビーでは、相手のトライを0点におさえることはかなり難しいです。
トライを取られれば、取られた側からの試合再開。
取られたあと、確実に攻撃する権利を得られるのでそこを逃してはいけません。
いかに、攻撃機会できっちりトライを取ってかえるか。
これがタグラグビーでは大切です。
さいごに
タグラグビーはタグを取らせ、相手を潰し、仲間にパスを出す。この繰り返しで、トライは取れます。
そして、いかに攻撃でも守備でもミスをなくすか。
これがタグラグビーで勝つためにもっとも重要なことです!
「やっぱりやるからには勝ちたい!」そんな方にみていただけたら幸いです。
タグラグビーの相談に乗ります。
タグラグビーを教えているかたよければ、ラグラグビーの相談や教え方のポイントについて相談に載ります。
この記事の執筆者”ヨウ”の簡単なラグビー歴▼
プレー歴:16年
ポジション歴:FL、CTB、WTB
- 小学2年〜:兄の影響でラグビーをはじめる
- 中学1〜3年:柔道部に所属するかたわら、ラグビースクールに通う
- 高校1〜3年:ラグビー部に所属し、本格的にラグビーに打ち込む
- 大学1〜4年:体育会のラグビー部のある大学に進学し、ラグビーを続ける
- 社会人:1年間だけ7人制ラグビーのチームに所属
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