え、もうやめるの?「ラグビー界」若手の退団が止まらない

【2021年度】最新情報!

能力があるのに、引退せざるを得ない

毎年この時期になると、

 

「えっあの選手、こないだ大学を卒業したばっかりなのに… はやいな〜」

なんて思うことがたくさんあります。

こんなにも、たくさんの若手がはやくに退団してしまうトップリーグは大丈夫なんだろうか。

今年も有名な若手の退団が

所属チーム 選手名 入社 在籍
サントリー 阪本 圭輔 2013年 4年
神戸製鋼 下地 大朋 2014年 3年
大西 優希 2014年 3年
コカ・コーラ 松島 鴻太 2年
クボタ 内田 啓太 2013年 4年
友永 恭平 2013年 4年
井上 卓哉 2014年 3年

参照:ニュース|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

 

4チームだけの退団選手をみてみましたが、入社4年目までで7名もいます。

しかも、年代別で日本代表チームにも参加していた選手も多数。

他のチームに移るための退団のにかもしれないけど、トップリーグはとくに若手の退団が目立っている。

 

プロスポーツでもない、ラグビーの世界で4年で退団をする。

 

トップリーグに所属するチームに入社できるのは、もちろん大学時代から活躍していた選手だけです。

にもかかわらず、こんなにも短い期間での退団は問題がある。

 

なんで若くして退団なのか?

3つのことが大きく関わってきます。

 

  1. ラグビーは固定される
  2. 外国人選手とのかねあい
  3. 大手での安定した人生を選択

 

ラグビーは固定される

ラグビーっていうスポーツは、他のスポーツに比べ、スターティングメンバー(スタメン)を固定しています。

 

野球みたいに、戦術によって打順を入れ替えたリがないんですよね。

それは、全選手がどんなこともしないといけないということが理由です。

 

グランドないでは、ポジションなんて関係なくなる。

その時の状況によって、どんなプレイでもしないといけなくなるんですよね。

 

だから、必然とチーム内でも能力の高い選手が15人選ばれることが多くなってしまいます。

その結果、スタメンに入れなかった選手はなかなか出場機会が与えられず、チーム内で必要とされなくなってくる。

 

外国人選手とのかねあい

トップリーグに就職できる大学生はもちろん、大学世代ではトップクラスの選手です。

でもなんで、全員が活躍し、試合に出場できないのか?

 

それは簡単です。

大学の試合に比べ、外国人選手枠が増え、また帰化選手も多数在籍しているからです。

 

トップリーグ

外国籍選手の同時出場は2名まで。

アジア枠と特別枠をそれぞれ1名。

※特別枠選手とは当該年度の6月末時点で他国の代表になっていない選手のこと。

 

大学

試合登録メンバーは3名まで。

同時に試合に出場できるのは2名まで。

 

参照:https://rugbyhack.com/2016/05/20/rule/

 

単純にみて、試合に出場するハードルが上がってしまったことはわかるとおもいます。

 

大手企業で安定した人生を選択

トップリーグという社会人スポーツにおいて、各選手は大手企業に就職することができます。

 

チーム名
サントリー
ヤマハ発動機
パナソニック
神戸製鋼
NTTコミュニケーションズ
リコー
キャノン
トヨタ自動車
東芝
NEC
サニックス
クボタ
近鉄
コカ・コーラ
豊田自動織機
ホンダ

 

その企業も日本ではかなり有名な大手企業です。

こんな企業に、一般試験を受けずに入社ができる。

 

いくらラグビー部を退団になったからといって、生活には困りませんよね。

ラグビーを引退しても、大企業に残れる。

 

他のチームに移籍してまで、ラグビーをすべきなのか?を考える選手もいるでしょうね。

 

若くして引退選手が増える問題点

日本ラグビー界から、良い選手がいなくなる

 

この問題がしかないです。

大学時代は、トップレベルで活躍していて、能力が高い選手なのに、ラグビーをやめてしまう。

 

もったいないですよね。

 

能力がなくて引退ならそれは仕方ないけど、大学でもトップチームでプレイしていた選手達。

 

企業と選手

企業はとにかく良い選手がほしい

良い選手を獲得はするけど、実際に試合にでて活躍できるかは入社してからじゃないとわからない。

だから、予算がある限り良い選手はたくさんとりたいのはわかる。

 

選手も良い企業に就職したい

自分の人生のために、すこしでも良い会社に就職したい。

 

  • 給料が高くて
  • 福利厚生が安定している
  • 会社としても安定している

 

大手企業は魅力でしょう。

 

若くして退団してしまう選手をどうするか

退団後も、ラグビーを続けたいと言っている選手はどこかのチームが獲得してほしい。

 

プロ野球がトライアウトを実施しているように。

 

退団選手向けのトライあうとがあってもいいんじゃないかな?

 

トップリーグでも、新卒の選手にはトライアウトを実施しているみたいだけど。

とにかくトップリーグに、選手を入れることが目標になってしまっているよう。

参照:「トップリーガー発掘プロジェクト2017」開催について|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

 

トップリーグに選手を入社させたあと、どれだけ多くの選手が活躍できるのかも考えていかなければ。

 

若い選手の活躍を個人だけに頼るのではなく、トップリーグ側でも対策をしないと。

良い選手がどんどん、いなくなってしまう。

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