引用:https://www.youtube.com/watch?v=IR0LdYX2EbA
トヨタ自動車が、早稲田大学に負けた。
第43回日本ラグビー選手権大会は、いまでも多くのラグビーファンの記憶に残っているだろう。
トップリーグ4位で、日本選手権に出場したトヨタ。
決して弱くないはずなのに…
「トヨタが選手を温存したんだろう」と思われているかたもいるかもしれない。
そこで、トヨタのスターティングメンバーをもう一度振り返ってみた。
Contents
トヨタ、早稲田に敗戦
第43回ラグビー日本選手権 2回戦で大学王者の早稲田大学が、トップリーグ・トヨタに勝利した。
早稲田大学、清宮監督就任5年目だった。
試合結果
早稲田大学vsトヨタ自動車
28 | 24 | ||
21 | 前半 | 14 | |
7 | 後半 | 10 |
「トヨタ」スターティングメンバー
1 | 山本正人 |
2 | 七戸昌宏 |
3 | 豊山昌彦 |
4 | 平塚純司 |
5 | トロイ・フラベル |
6 | 菅原大志 |
7 | 阿部亮太 |
8 | フィロ・ティアティア |
9 | 麻田一平 |
10 | 廣瀬佳司 |
11 | 山本剛 |
12 | 難波英樹 |
13 | 遠藤幸佑 |
14 | 内藤慎平 |
15 | 水野弘貴 |
リザーブメンバー | |
16 | 岩間保彦 |
17 | 中野真二 |
18 | 谷口智昭 |
19 | 菊谷崇 |
20 | 茂木寿昭 |
21 | 山崎弘樹 |
22 | セコベ・レアウェレ |
引用:第43回日本ラグビーフットボール選手権大会 2回戦 トヨタ 対 早稲田 試合結果|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。
日本を代表する選手が多数在籍
トヨタ自動車のメンバーには、日本を代表する選手がおおく在籍。
- PR…豊山選手
- FL…菅原大志(元トヨタ自動車監督)
- SH…麻田一平
- SO…廣瀬佳司
- CTB…難波英樹、遠藤幸佑
- WTB…内藤慎平(早稲田大学出身)
- FB…水野弘貴
リザーブにも、LO谷口選手やNo8菊谷選手が控えていました。
FW(フォワード)
- PR豊山選手
- FL菅原選手
- LO谷口選手
- No8菊谷選
プロップの豊山選手は日本代表でも活躍し、
トヨタのラグビーを長く支えていたひとり。
菅原選手は現役引退後、トヨタ自動車の監督をつとめた。
豊山選手とともに、ながくトヨタを支え続けた選手です。
谷口選手、菊谷選手は、現在も現役選手としてプレー。
BK(バックス)
- SH麻田一平
- SO廣瀬佳司
- CTB難波英樹、遠藤幸佑
- WTB内藤慎平
- FB水野弘貴
バックスは、本当にタレントが揃っていました。
麻田選手は法政時代から、注目をあつめておりトヨタでも安定したプレー続けた。
スタンドオフの廣瀬選手は、スーパーブーツの持ち主。
ボールキックの際、キックティー代わりに土で土台をつくっていたのが印象的。
日本代表キャップ40と、代表でも長くプレーされていました。
センター難波選手も、トヨタ自動車にかかせない選手。
難波選手のタックルはとにかくすごかった。
ひたむきなプレーも、みている人を惹きつけるものがありました。
トヨタのメンバーを見返しても、「よく早稲田はトヨタに勝てたな〜」と思ってしまうほどですね。
元オールブラックスの選手も2人いた
日本人選手だけではありません。
トヨタのメンバーには、元オールブラックスの選手が2人もいました。
No8ティアティアとLOフラベル選手だ。
この試合だけでなく、2人はトップリーグのなかでもひときわ目立っていたふたり。
「レベルが違った」という表現が正しいかもしれない。
ご存知の方もおおいだろうが、ティアティアはサンウルブズのヘッドコーチをつとめていた人物ですね。
関連記事:2017サンウルブズ【順位表・対戦成績】スーパーラグビー|全15試合スコア
やはりトヨタはベストメンバーだった
トヨタ自動車のスターティングメンバーをみてもらえばわかるように、ベストメンバーで試合に挑んでいた。
選手個人のコンディショニングなどは、あったかもしれないが、選手の温存は一切してになことがわかる。
敗因は何だったのか?
早稲田が、トヨタに勝利した1年前。
日本選手権2回戦で、両チームは対戦していた。
早稲田大学にとって、トップリーグ勢のなかでもイメージしやすい相手だったことは確かだ。
トヨタには、このことが災いしてしまったといえる。
もし、この年の大学王者が関東学院大学だったとしてら、トヨタ自動車は日本選手権2回戦を危なげなく勝利していたかも…
なんて、想像してしまいました。
早稲田の勝利を称えるしかない試合だった
関連記事:早稲田の勝因を考えてみた|早稲田大学28-24トヨタ自動車|第43回日本選手権
上の記事でも話したように、このゲームはやはり早稲田の勝利を称えるしかな試合だったんです。
そして、トヨタは選手の温存などしておらず、本気で早稲田と対戦していたんです。
関連記事:大学版『ラグビーワールドカップ』って!?「早稲田大学」が2019年に向け計画中~World University Rugby Cup(仮称)~
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