引用:http://www.top-league.jp/2017/09/03/w3-suntory-yamaha/
サントリー沢木監督・流キャプテン
トップリーグ9節までの、試合後のコメント内容を読み返してみました。
決して満足をすることのない2人。
どのようなコメントを残してきたのか?
Contents
トップリーグ1節 8/18対キヤノン
日 | 対戦カード |
---|---|
9/18 | ◯32-5キヤノン |
沢木監督コメント
一番の収穫は、勝利したこと。
でも、チームのみな誰も満足していない状況。
開幕戦に準備してきたことは?
コンディション。
滑るボール・レフリーへの
状況に応じて自分たちで対応することが大事になる。
流キャプテンコメント
勝ったことが一番良かった。
だが、今日のラグビーの中味でファイナルで勝てるかというと、そうではない。
よかった点
収穫はボディランゲージの部分
相手は膝に手を置いていたが、サントリーはそうでなかった。
よくなかった点
スペースを攻めることができなかった。
相手のペースに合わせてしまいました。
印象
勝利した結果にしか満足をしていない様子。
相手どうこうより、自分たちの目指すラグビーをどう遂行していくかを常に考えている感じを受けます。
トップリーグ2節 8/25対リコー
日 | 対戦カード |
---|---|
8/25 | ◯31-15リコー |
沢木監督コメント
前半はゲームプラン通り。
しかし、後半は相手を生き返らせてしまった。
前半は、サントリーペースで進んだが、後半はリコーが攻める時間帯が増えた。
そこに関し沢木監督はこう話す。
複雑な感情が生まれたのかなと思います。
ミーティングはお通夜みたいで(苦笑)
とお茶目な一面も見せた。
流キャプテンコメント
5ポイント取れたことだけが収穫。
後半は僕の中(流選手)では、良いとことはなかった。
勝点の内訳
勝ち点は、勝ち4点・引き分け2点・負け0点
ボーナス点の内訳
- 負けても7点差以内ならば、勝ち点1を追加
- 勝敗に関係なく、3トライ差以上獲得したチームに、勝ち点1を追加
次週は、ヤマハ発動機との一戦について
次週のヤマハ戦(3節)にそなえ、このようなことをおっしゃっていました。
沢木監督:
自分たちが相手の強みを消して、ボールを持って、どうスペースを突くかというゲームになると思います。
流キャプテン:
アグレッシブアタッキングラグビーという僕らの目指すラグビーで勝ちたいと思います。
参照:http://www.top-league.jp/2017/08/26/ricoh-suntory-2/
印象
早くも次週のヤマハ戦のことを考えている二人。
沢木監督の「相手を生き返らせてしまった」というコメントが印象的だった。
サントリーをヒヤリとさせたリコー|Top4になる可能性は!?|トップリーグ2017第2節 – ラグビー.com
トップリーグ3節 9/2対ヤマハ
日 | 対戦カード |
---|---|
9/2 | ◯27-24ヤマハ |
沢木監督コメント
今日は、完全な負け試合でした。
ただ、最後まであきらめずにトライを取りに行ったハングリーなところは良かったと思います。
完全に負け試合だというのは?
スクラムが全くうまく組めていなかった。
作ったチャンスを、フィニッシュまでもっていけなかった。
流キャプテンコメント
苦しい試合でした。
コイントスで風上をとった理由は?
風上を取り、アタックを継続しプレッシャーをかけていきたかった。
しかし、その結果苦しむことが多かった。
参照:http://www.top-league.jp/2017/09/03/w3-suntory-yamaha/
印象
流キャプテンが苦しい試合と表現するのはめずらしい気がする。
それほど、ヤマハに苦戦したということか。それもそのはず、ラストワンプレーで逆転したから勝利できたものの、それまでは負けていた。
負けてもおかしくない試合だった。
スクラム結果一覧|スクラムはヤマハが圧倒!|第3節サントリー27-24ヤマハ【トップリーグ2017-18】 – ラグビー.com
トップリーグ4節 9/9対NTTコム
日 | 対戦カード |
---|---|
9/9 | ◯36-11NTTコム |
沢木監督コメント
選手たちにストレスの掛かる試合だった。
自分たちがコントロールできないシチュエーションになっていた。
反則を取れたスクラムに関し
「結果、ノーコンテストスクラムになり、我々の恐れていた最悪の状況になってしまいました。押し損です(苦笑)」
流キャプテンコメント
NTTコムさんに攻められたのは、リーダー陣の課題
参照:http://www.top-league.jp/2017/09/10/w4-suntory-nttcom/
印象
まさかのスクラムがノーコンテストになるという珍しい状況に。
スクラムをノーコンテストにならなかったらもっとサントリーが得点を放していたとも考えられる。
どちらにせよ、二人はまだまだ満足していなかった。
トップリーグ5節 9/23対クボタ
日 | 対戦カード |
---|---|
9/23 | ◯54-17クボタ |
沢木監督コメント
松島のプレーだったりとか、キックからのカウンターのかたちでいい流れをつくったりとか、いいところも見えてきました。
SH日和佐選手をスタメンで起用
サントリーでは、日和佐選手・流選手にそれぞれの役割がある。
戦術の部分で、前半後半の役割が逆だったということ。
ギタウ選手をSOで起用
本当は、田村煕選手を起用したい。
と本音が出る場面も。
(本音かジョークかは定かではありません…)
田村選手はなぜ、試合に出場できないのか?>>>移籍制限について|トップリーグ「何の」調査が開始されたのか?~ジャパンラグビー~ – ラグビー.com
また小野選手が、11月に日本代表に行った場合のことも考えて、ギタウ選手のSOも試してみたかった。
※小野選手は日本代表に選手されてものの、今回は辞退しました。
呼ばれたらどのカテゴリーの試合にも参戦する。
スポーツ選手としては、当たり前の選択かもしれない。でも、選手として、一個人として小野選手のような判断をする選手が増えてもいいと思う。https://t.co/bAxs9YPYgI
— You@ラグビーブロガー (@simpple_) 2017年10月19日
流キャプテンコメント
前半開始の10分と前半の終わり方はとても反省の残る試合だった。
印象
本当は田村煕選手を起用したい。
当然チームとしても望んでいることであるだろうが、トップリーグの規則にも問題を投げかけるような発言にも聞こえる。
トップリーグ6節~9節は後半につづく~
ただいま記事作成中です。今しばらくお待ちください。
追伸
沢木監督と流キャプテン
会見のはじめにいつも、相手を気遣う言葉を発せられています。当たり前のようで、なかなかできないことではないでしょうか。
人間的にも素晴らしい2人がリーダーとして存在するサントリー。チームが強い理由はこういったところにもある気がします
沢木監督:
「皆さんお疲れ様です。」
流キャプテン:
「本日はありがとうございました。」
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