ヤマハの調子が、いまひとつだとおもいませんか?
正直、豊田自動織機にここまで(前半10-38)苦戦するとは。ヤマハになにが起きていいるのか…
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苦戦がつづくヤマハ
トップリーグ2017-18が開幕いし、はやくも2節が終了。
しかし、いまひとつヤマハらしいラグビーができないない。スクラムからプレッシャーをかけ、相手チームの戦意を喪失させる。
そんなラグビーが陰をひそめています。
どうしてヤマハは昨年のようにらしさを発揮できずにいるのか?
それは・・・
スクラムでプレッシャーをかけきれていないからです。
まずは、1,2節の試合内容からみていきましょう。
ヤマハらしさとは…
前半は、しつこくスクラムでプレッシャーをかける
FWの体力をうばい、後半はいっきに点差を離しにかかる
※個人的見解です
1節 対トヨタ自動車
トップリーグ2017-18開幕戦となった、トヨタ自動車との一戦。
豪雨のなかでの試合にもかかわらず、トップリーグ史上最多の観客を動員するなど会場も熱くなっていた。
・史上最多27,871人|観客動員数が伸びた要因とは…|やはり、五郎丸効果か⁉︎【トップリーグ2017-18】
試合はというと、トヨタのプレッシャーにヤマハが思うようにプレーできない時間帯がつづく。
前半終了間際には、トヨタ自動車WTB小原選手にトライを奪われ、まさかのリードをゆるす展開。
後半もなかなかペースを握りきれないヤマハだったが、勝負どころできっちりと得点を追加し、最終スコア14-11でなんとか逃げ切った。
・試合結果・内容|トップリーグ2017開幕戦 トヨタ対ヤマハ発動機
2節 対豊田自動織機
2戦目は、豊田自動織機。1節でプレッシャーをかけきれなかったスクラムをなんとか修正したかったが、この試合でもスクラムがうまくいかない。
前半、なんと3連続でヤマハがコラプシングを取られる場面も。前半を12-10と2点差で折り返した。
後半は、相手フロントローの入れ替えなどもあり本来のスクラムを組みだせた。スクラムで認定トライを奪うなど、ヤマハらしさがすこしだけ見えた試合だった。
結局38-10と大差をつけたが、織機相手にもっと圧勝できると感じているかたはおおかっただろう。
・勝敗を分けたのは「後半3分 PR長江選手」の交代|ヤマハvs豊田自動織機|トップリーグ2017-18第2節
苦戦の原因はスクラム?
2節をおえて、ヤマハ調子が上がってきていない。
その原因はなんといってもスクラムだ。
昨シーズンのヤマハ、常にスクラムからプレッシャーをかけ試合のペースを握った。
- 前半は、しつこくスクラムでプレッシャーをかける
- FWの体力をうばい、後半はいっきに点差を離しにかかる
そんな試合運びだった。
昨シーズンほどスクラムで、プレッシャーをかけれていない
ヤマハの生命線であるスクラムで、プレッシャーをかけきれていない。
1節のトヨタ戦は、雨の影響もありスクラムで優位に立つことができず。
2節の豊田自動織機戦は、前半になんと3連続でコラプシングを取られた。昨年15位の織機に大苦戦したのだ。
なぜ、スクラムでプレッシャーがかけれていないのか?
一番の理由は、他チームも強化してきているからだ。
トヨタ戦は雨の影響もあるかもしれない。
でも、明らかに他チームもスクラムを強化してきたいるのは、確か。昨年ヤマハにおもしろいように、圧倒されたスクラムを強化してこないチームなんてないだろう。
スクラムコーチの交代も関係するのか?
また、もう一つ考えられるのがスクラムコーチの交代。
前スクラムコーチ・長谷川慎さんはサンウルブズ及び日本代表のFWコーチに就任。その関係か、ヤマハのスクラムコーチはOB田村義和さんがつとめることになった。
圧倒的なスクラムの強さを磨き上げてきた長谷川慎さんが、ヤマハのコーチを離れた。
スクラムの基礎はかわらなくとも、指導に関してはやはり経験がモノをいう。そういう部分では、まだ田村コーチには長谷川コーチの穴を埋めきれていない可能性も強い。
長谷川慎さんのいま
・ラグビー日本代表…スクラムコーチ
・サンウルブズ…アシスタントコーチ(スクラムコーチ)
次節はやくも昨年1位とのサントリー対戦
次節ははやくの昨年1位のサントリーの対戦を迎える。
1週間でどれだけ、スクラムの修正ができるかが勝敗のポイントだ。サントリーはどこからでも攻めてくるチーム。
スクラムでもプレッシャーをかけれないとなると、ヤマハはより一層厳しい試合になるだろう。
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