引用:https://mainichi.jp/articles/20171106/ddl/k40/050/289000c
東福岡高校3年 福井選手が、来季トップリーグの強豪・パナソニックにプロ選手として入団することがきまった。
ラグビー界では、高卒でプロ契約をむすぶのは異例のことだ。
福井くん👍💪 pic.twitter.com/8cKOAcE0Pf
— yoko (@yokkonsan) 2017年11月15日
※リンク失礼致します。
Contents
プロ契約を結んだ東福岡・福井選手
東福岡高校・福井選手がプロ契約をむすび、パナソニックに入団することがきまった。
福井選手コメント
パナソニックワイルドナイツでラグビーができることが本当に幸せです。
また、このような機会を与えてくださいましたパナソニック関係者の方々、東福岡高校、藤田先生には心から感謝しています。
一日でも早くチームの戦力となれるように成長します。
引用:https://panasonic.co.jp/sports/rugby/info/2017/171125152500001.html
関係者コメント
7人制の2020年東京五輪や2023年ラグビーワールドカップを目指すための最短ルートとして、TL入りを決めたという。
東福岡高校 福井翔大選手パナソニックとプロ契約!!
「2020年東京五輪や23年ワールドカップを目指すための最短ルートとして、TL入りを決めた」#rugbyjp #topleague #トップリーグ https://t.co/JPy8v78wWq
— シン🏉フノレ夕二🌸 (@SnFurutan) 2017年11月16日
東福岡・福井選手の経歴
- 福井翔大
- 福岡市出身
- 185センチ/93キロ
- ポジション:No8
- 東福岡高校ラグビー部キャプテン
- U-20日本代表
「U-20トロフィー」には、唯一の高校生として日本代表に選出。
本来のポジションであるNo8ではなく、WTBとしても出場していた。
高卒でトップリーグに進むのはまれ
ラグビー界では、高校を卒業すると大学に進学するのが一般的な流れだ。
2017年度在籍”高卒トップリーガー”一覧
それでは、2017年度シーズン・トップリーグに在籍している高卒選手(高卒トップリーガー)をみてみましょう。
チーム | 名前 | 出身校 |
サントリー | FB松島幸太郎 | 桐蔭学園 |
キャノン | SO野口裕也 | 正智深谷 |
近鉄 | HO熊崎伸治朗 | ケルストンボーイズ |
豊田自動織機 | PR高橋信之 | 朝明 |
豊田自動織機 | PR山田裕介 | 御所実業 |
サニックス | LO小杉龍斗 | 東海大福岡 |
サニックス | LO福坪龍一郎 | 鹿屋工業 |
サニックス | SH濱里耕平 | 名護 |
サニックス | SO田代宙士 | 大分舞鶴 |
サニックス | SO福ザキ(山に竒)竜也 | Rotorua Boys(NZ) |
サニックス | CTB濱里周作 | 名護 |
サニックス | CTB山田大生 | 東海大五 |
サニックス | CTB王授榮 | 朝明 |
この中でもやはり目を引くのは、サントリー・松島幸太郎選手でしょう。
松島幸太郎選手とは…
父親はジンバブエ人、母親が日本人。
高校卒業後、出身地・南アフリカのラグビーチーム、シャークスのアカデミー(育成組織)に2年間在籍した松島選手。
ラグビー留学中は南アフリカのU-20代表候補になったが、「日本代表で強いチームに勝ちたい」との理由で辞退。
その後、2013年にサントリーサンゴリアスに加入した。
多くの選手が「高校から大学に」進学する2つの理由
多くの選手が「高校から大学に」進学する理由としては2つある。
これは「高校からトップリーグにすすむ選手が少ない」理由ともいえる。
- フィジカルの問題
- トップリーグは社会人スポーツ
1.フィジカルの問題
一番は、フィジカルの問題だろう。
ラグビーは「体」が資本のスポーツ。
そのため、高校からトップリーグ。いわゆる社会人との体の強さの違いは歴然。
まずは大学に進学し、徐々にフィジカルを鍛えていく。
その後、トップリーグにすすむ選手がほとんどだ。
2.トップリーグは社会人スポーツ
日本ラグビーの最高峰トップリーグは、社会人スポーツ。
多くの選手は正社員として企業に就職し、ラグビーをする。
ラグビーはクラブ活動の一環ということ。
そのため、ラグビー選手を引退した後のことを考えたら大学に進学し、「大卒」という経歴を残したいとおもうう選手がおおい。
プロ野球やサッカーみたいに、プロスポーツならもっと高卒の選手がいてもおかしくないのだろう。
※福井選手は、プロ契約を結びパナソニックに入団。
今後、高卒トップリーガーが増える可能性も
今後、東福岡・福井選手のように、高校を卒業しすぐにトップリーグに挑戦する選手も増えるでしょう。
- 2020年東京五輪
- 2023年ラグビーワールドカップフランス大会
企業(クラブ)としても、有望な選手ははやく獲得して、育てたいと考える。
大学を卒業して、トップリーグに挑戦するという流れもどんどんかわってきそうだ。
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