【平成の日本ラグビー史】平成の31年間を振返ってみた

【2021年度】最新情報!

1989年1月8日からはじまった「平成」の時代。

2019年4月30日で「平成」に幕を閉じ、5月1日から「令和」の時代がはじまります。

「令和」を迎える前に、平成の間に起こった日本国内のラグビーについて、ザックリとまとめてみました。

私は現在29歳ということもあり、年表に偏りがあるかもしれませんがあらかじめご了承くださいませ。

 

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※この記事ではあくまでも試合日を基準に記録しています。

 

高校ラグビー

昭和64年1月7日の昭和天皇崩御のため決勝が中止となり、大阪工大(現・常翔学園)と茗渓学園の両校が昭和最後の優勝校となった。

 

※↓「Contents」を押すと年代を選択できます。気になる年から振返ってみましょう。

平成元年(1989年)

大学ラグビー

  • 日本体育大学が対抗戦・平成最初の優勝を飾る
  • 専修大大学がリーグ戦・平成最初の優勝を飾る
  • 大阪体育大が関西Aリーグ・平成最初の優勝を飾る

 

平成2年(1990年)

高校ラグビー(1989年度)

  • 天理が啓光学園に勝利(14-4)し、平成最初の花園王者となる。

 

大学ラグビー(1990年度)

  • 関東学院大学がリーグ戦初優勝
  • 京都産業大学が関西Aリーグ初優勝

 

平成3年(1991年)

第2回ラグビーワールドカップ出場・初勝利を上げる

  • 宿澤広朗監督
  • 1勝2敗・予選プール敗退(9-47スコットランド、16-32アイルランド、52-8ジンバブエ)

 

女子ラグビー

  • 第1回女子ラグビーW杯に出場(招待)

 

平成4年(1992年)

高校ラグビー(1991年度)

  • 啓光学園が花園初優勝

 

平成5年(1993年)

大学ラグビー

  • 法政大学がリーグ戦2連覇達成

 

平成6年(1994年)

高校ラグビー(1993年度)

  • 相模台工が花園初優勝(19-6東農大二)

 

女子ラグビー

  • 第2回女子ラグビーW杯に出場(招待)し、スウェーデンから1勝を挙げる

 

平成7年(1995年)

第3回ラグビーワールドカップ出場

  • 小藪修監督
  • 3敗、予選プール敗退(10-57ウェールズ、28-50アイルランド、17-145ニュージーランド)

 

高校ラグビー(1994年度)

  • 相模台工が花園2連覇(27-12長崎北陽台)

 

大学ラグビー

  • 大東文化大学がリーグ戦2連覇達成

 

平成8年(1996年)

 

平成9年(1997年)

大学ラグビー

  • 対抗戦は1997年までの16チーム総当たり戦から、A・Bに分かれ、A8位とB1位が入れ替え戦を行う方式に変更。
  • 関東学院大学がリーグ戦2連覇達成

 

日本選手権(1996年度)

  • 1997/2/11に行なわれた日本選手権(東芝府中69-8明治大学)をもって、社会人vs大学によるワンマッチシステムは幕を閉じた。
  • 1997年度の第35回大会以降(2015年度の第53回大会を除く)は社会人と大学が参加するトーナメント形式となった。

 

平成10年(1998年)

大学ラグビー(1997年度)

  • 関東学院大学が大学選手権初優勝(30-17明治大学)

 

平成11年(1999年)

第4回ラグビーワールドカップ出場

  • 平尾誠司監督
  • 3敗・予選プール敗退(9-43サモア、15-64ウェールズ、12-33アルゼンチン)

 

平成12年(2000年)

高校ラグビー(1999年度)

  • 東海大仰星が花園初優勝(31-7埼玉工業大深谷)

 

平成13年(2001年)

 

平成14年(2002年)

女子ラグビー

  • 2002年4月に女子連盟が日本ラグビーフットボール協会に正式加盟
  • 第4回女子ラグビーW杯に出場。オランダを37-3で破り男子より先にW杯2勝目を上げた(順位は出場16か国中14位)

 

高校ラグビー(2001年度)

  • 啓光学園が花園3回目の優勝(50-17東福岡)。ここから4連覇がはじまる

 

平成15年(2003年)

第5回ラグビーワールドカップ出場

  • 向井昭吾監督
  • 4敗・予選プール敗退(11-32スコットランド、29-51フランス、13-41フィジー、26-39アメリカ)

 

高校ラグビー(2002年度)

  • 啓光学園が花園2連覇(26-20東福岡)

 

大学ラグビー

  • 関東学院大学がリーグ戦5連覇達成

 

トップリーグ

  • 2003〜2004シーズンから発足

初年度参加チーム

神戸製鋼、サントリー、ヤマハ発動機、三洋電機(現パナソニック)、クボタ、リコー、NEC、東芝府中(現東芝)、サニックス、近鉄、セコム、ワールド(現六甲ファイティングブル)

 

平成16年(2004年)

高校ラグビー(2003年度)

  • 啓光学園が花園3連覇(15-10大分舞鶴)

 

平成17年(2005年)

高校ラグビー(2004年度)

  • 啓光学園が花園4連覇(31-14天理)

 

大学ラグビー

  • 早稲田大学・清宮監督が監督を辞める(成績:5シーズン無敗で対抗戦5連覇、大学選手権出場5回で優勝3回・準優勝2回)
  • 同志社大学が関西Aリーグ4連覇を達成

 

清宮・早稲田vs春口・関東の対戦成績(大学選手権)

  • 2001年度:早稲田(左京泰明)16-21関東学院◯(山口)
  • 2002年度:◯早稲田(山下)27-22関東学院(北川)
  • 2003年度:早稲田(大田尾)7-33関東学院◯(山村)
  • 2004年度:◯早稲田(諸岡)31-19関東学院(松本)
  • 2005年度:◯早稲田(佐々木)41-5関東学院(有賀)

 

平成18年(2006年)

大学ラグビー

  • 関東学院大学がリーグ戦2連覇達成

 

トップリーグ

  • 2006年度シーズンより東芝府中ブレイブルーパスからチーム名を東芝ブレイブルーパスに変更

 

日本選手権

  • 2006/2/12日本選手権2回戦で早稲田大学がトヨタ自動車に勝利(28-24)。

 

平成19年(2007年)

第6回ラグビーワールドカップ出場

  • ジョン・カーワン監督
  • 3敗1分・予選プール敗退(3-91オーストラリア、31-35フィジー、18-72ウェールズ、12-12カナダ)

 

大学ラグビー

  • 早稲田大学が対抗戦7連覇を達成
  • 東海大学がリーグ戦初優勝

 

平成20年(2008年)

高校ラグビー(2007年度)

  • 東福岡が花園初優勝(12-5伏見工業)

 

大学ラグビー

  • 帝京大学が対抗戦初優勝

 

平成21年(2009年)

トップリーグ

  • ワールドが2009年3月に休部を発表。関西クラブリーグAリーグの「六甲クラブ」(六甲SEA HAWKS)に形式上統合し「六甲ファイティングブル」として活動開始

 

平成22年(2010年)

高校ラグビー(2009年度)

  • 東福岡が花園2回目の優勝(31-5桐蔭学園)

 

大学ラグビー(2009年度)

  • 帝京大学が大学選手権初優勝(14-13東海)

 

大学ラグビー(2010年度)

  • 東海大学がリーグ戦4連覇達成

 

平成23年(2011年)

第7回ラグビーワールドカップ出場

  • ジョン・カーワン監督
  • 3敗1分・予選プール敗退(21-47フランス、7-83ニュージーランド、18-31トンガ、23-23カナダ)

 

高校ラグビー(2010年度)

  • 東福岡、桐蔭学園が花園両校優勝(31-31)。桐蔭学園は花園初優勝

 

大学ラグビー

  • 流通経済大学がリーグ戦初優勝

 

トップリーグ

  • 三洋電機が2011/4/1付でパナソニックの完全子会社となり、「SANYO」ブランドも日本国内では2012年度内に廃止されることが決定。これに合わせて、2011/4/1よりチーム名を「パナソニック ワイルドナイツ」に変更

 

平成24年(2012年)

大学ラグビー

  • 天理大学が関西Aリーグ3連覇を達成

 

平成25年(2013年)

 

平成26年(2014年)

大学ラグビー

  • 流通経済大学がリーグ戦2連覇達成

 

平成27年(2015年)

第8回ラグビーワールドカップ出場

  • エディ・ジョーンズ監督
  • 3勝1分・予選プール敗退(34-32南アフリカ、10-45スコットランド、26-5サモア、28-18アメリカ)
  • 強豪南アフリカに開幕戦で勝利!(「史上最大の番狂わせ」と世界中で取り上げられる。詳しくは⇒こちら
  • 3勝したチームの予選プール敗退は史上初

 

高校ラグビー(2014年度)

  • 東福岡が3冠達成(選抜、7人制、花園)

 

日本選手権(2014年度)

  • 2015/2/8日本選手権2回戦で、帝京大学が初めてトップリーグのチームに勝利(31-25NEC)

 

平成28年(2016年)

7人制

  • リオ五輪で男子代表が4位入賞
  • リオ五輪で女子代表が10位

 

高校ラグビー(2015年度)

  • 東海大仰星が3冠達成(選抜、7人制、花園)

 

大学ラグビー

  • 東海大学がリーグ戦2連覇達成
  • 大学選手権2回戦で京都産業大学が明治大学を撃破(26-22)

 

平成29年(2017年)

大学ラグビー

  • 大東文化大学がリーグ戦22年ぶりの優勝

 

日本選手権

2017年-2018年シーズン以降の開催方式については、2019年に開催される予定のラグビーワールドカップ日本大会に向けた代表チーム強化を優先することを目的に、スーパーラグビーやトップリーグをはじめとした国内各カテゴリーの開催スケジュールの調整を図ることから、2017年1月18日に行われた日本ラグビー協会理事会において2017年-2018年シーズン及び2018年-2019年シーズンの日本選手権の大学チーム出場枠を撤廃することを正式に決定した

 

女子ラグビー

  • 第8回女子ラグビーW杯に出場(4大会ぶり4回目)

 

平成30年(2018年)

大学ラグビー(2017年度)

  • 帝京大学が対抗戦9連覇達成

 

大学ラグビー

  • 天理大学が関西Aリーグ3連覇を達成

 

平成31年(2019年)

高校ラグビー(2018年度)

  • 大阪桐蔭が花園初優勝(26-24桐蔭学園)

 

大学ラグビー(2018年度)

  • 明治大学が22年ぶりに大学選手権優勝(22-17天理)

 

高校ラグビー(花園)の記録

  • 啓光学園(常翔啓光学園含む):7回
  • 東福岡:6回
  • 東海大仰星:5回
  • 相模台工業:2回
  • 伏見工業:3回
  • 常翔学園(大阪工大含む):2回
  • 熊谷工業:1回
  • 天理:1回
  • 西陵商業:1回
  • 國學院久我山:1回
  • 桐蔭学園:1回
  • 大阪桐蔭:1回

 

大学ラグビーの記録

大学選手権

平成最初の優勝は

  • 帝京大学:9回
  • 明治大学:7回
  • 早稲田大学:6回
  • 関東学院大学:6回
  • 大東文化大学:2回
  • 法政大学:1回
  • 慶應義塾大学:1回

※1989年(1988年度)は明治大学・大東文化大学の同時優勝

 

秋のリーグ戦の結果

対抗戦

  • 早稲田大学:12回
  • 帝京大学:11回
  • 明治大学:10回
  • 慶應義塾大学:2回
  • 日本体育大学:2回
  • 筑波大学:1回

 

  • ※2012年の筑波・帝京・明治は同率1位。
  • ※2015年の帝京・明治は同率1位。
  • ※2018年の帝京・早稲田は同率1位。

 

リーグ戦

  • 関東学院:10回
  • 東海:8回
  • 法政:4回
  • 大東文化:4回
  • 流通経済:3回
  • 専修:1回

 

関西Aリーグ

  • 同志社大学:12回
  • 天理大学:6回
  • 京都産業大学:4回
  • 大阪体育大学:3回
  • 関西学院大学:3回
  • 立命館:2回

 

トップリーグの記録

  • 東芝(東芝府中含む):5回
  • サントリー:4回
  • パナソニック(三洋電機含む):4回
  • 神戸製鋼:2回

 

※この記事ではあくまでも試合日を基準に記録しています。

 

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