スーパーラグビーから、除外になったキングスとチーターズ。
この2チームが、来季からヨーロッパのプロリーグ「プロ12」に参戦することに。
そして、リーグ名もプロ12からプロ14になり、あらたにスタートする。
- スーパーラグビー3チームの除外
- スーパーラグビー「除外」理由
- 南アフリカ2チームが「プロ12」へ
- 「プロ12」とは…
- 2017シーズン〜「プロ14」に
- 「プロ14」リーグ詳細
- 各カンファレンス振り分け
- スーパーラグビー除外の南ア2チームの今後
Contents
スーパーラグビー3チームの除外
2017年4月9日
スーパーラグビーを運営するSANZAARが、現在の18チームから3チーム削減して2018年から15チーム参加の大会に再編すると発表した。
2018スーパーラグビー
18チーム→15チーム
除外対象は南アフリカ(2チーム)とオーストラリア(1チーム)で、どのチームを外すかは当該国の協会に一任される。
SANZAAR…南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンの合同組織
引用:スーパーラグビーからチーターズとキングズの除外が決定! 欧州大会参戦か|NEWS|RUGBY REPUBLIC(ラグビー共和国)
スーパーラグビー「除外」理由
スーパーラグビーから、3つのチームが除外するは2つある。
- 力の差
- 財政難
南アフリカの2チームは、下位に低迷するシーズンが多かった。
そして、両チームは集客面でも苦戦をしいられ、財政難はまえから問題だった。
南アフリカ2チームが「プロ12」へ
残念ながら、スーパーラグビーから除外になってしまったキングスとチーターズは、来季からぶヨーロッパのプロリーグに参加することになった。
2チームが参加するリーグは、プロ12だ。
「プロ12」とは…
プレミアシップ(イングランド)、トップ14(フランス)と並ぶヨーロッパ3大プロリーグのひとつ。
2001年の発足からしばらくは、ウェールズ、スコットランド、アイルランドのクラブおよび地域代表チームによる「ケルティックリーグ」だった。
2010〜2011シーズンからイタリア勢2チームが参入し、12チームとなる。
引用:2016-2017 プロ12 Ireland・Wales・Scotland・Italyリーグ|RUGBY REPUBLIC(ラグビー共和国)
リーグ名変更の歴史
マグナーズリーグ→ラボダイレクト・プロ12→ギネス・プロ12
2017シーズン〜「プロ14」に
こてまでは、ウェールズ、スコットランド、アイルランド、イタリアの12チームで編成されていたことから「プロ12」と名付けられていたが。
来季からは、南アフリカの2チームが参加することにより、14チームに。
リーグ名も「プロ14」に変更となる。
「プロ14」リーグ詳細
レギュラーシーズン
2カンファレンス制
昨季順位をもとに7チームずつ2つのカンファレンスに分かれる。
対戦組み合せ
21ラウンド
- 同カンファレンス内のチームとはホーム&アウェイ戦を実施。
- 別のカンファレンスチームとは1試合ずつ試合。
※同国勢同士のダービーマッチを2試合実施し、レギュラーシーズンは21ラウンド(12+7+2)でおこなわれる。
試合数(21試合)
同カンファレンス 計12試合
別カンファレンス 計7試合
同国勢 計2試合
プレーオフ
プレーオフ(準々決勝~)
各カンファレンスの上位3チームが、プレーオフに進出。
ノックアウトステージで優勝を競う。
各カンファレンス振り分け
カンファレンスA
- マンスター(アイルランド)
- オスプレイズ(ウェールズ)
- グラスゴー・ウォリアーズ(スコットランド)
- カーディフ・ブルーズ(ウェールズ)
- コナート(アイルランド)
- ゼブレ(イタリア)
- チーターズ(南アフリカ)
カンファレンスB
- スカーレッツ(ウェールズ)
- レンスター(アイルランド)
- アルスター(アイルランド)
- エディンバラ(スコットランド)
- ベネトン・トレヴィーゾ(イタリア)
- ドラゴンズ(ウェールズ)
- サザン・キングズ(南アフリカ)
スーパーラグビー除外の南ア2チームの今後
プロ12への参加が決まった、キングスとチーターズ。
ともに南アフリカのチームだ。
世界最高峰のラグビーリーグ(スーパーラグビー)を除外になったことはチームにとっても、南アフリカにとっても残念なことかもしれない。
しかし、残念なことばかりではない。
1年を通して定期的にヨーロッパのチームと試合ができる。
国際試合をかんがえると、定期的にヨーロッパのラグビーを体感できることは大きい。
南アフリカのライバル国、ニュージーランドやオーストラリアのチームが体験できない。
南アフリカはスーパーラグビーから2チームが除外されてしまったことを、逆にプラスにしとらえ、
「プロ14」への参入が正しかったと、言えるようになってほしい。
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