ヤマハ発動機にやぶれて11連敗。
残念ながら、とても勝てる雰囲気ではなかった。
この11連敗は偶然ではなく、コカ・コーラの工夫のなさがまねいた結果だと考えています。
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コカ・コーラ「11連敗」
トップリーグ2017-18、ここまで11節が終了。
コカ・コーラは開幕からの連敗を11に伸ばしてしまい、いまだ未勝利。
開幕前から苦戦をしいられることは、選手・チーム関係者たちも覚悟はしていただろ。
実際11連敗となるとおもっていた以上にダメージが強いんではないだろうか…
しかし、あまりにもなにも対策・工夫をしてきていないような気がしてならない。
コーラは山下選手以外みんな、無言でプレーしている印象を受ける。
※画面越しでの印象です。桑水流選手は、プレーでチームを引っ張るタイプなのかもしれないけど、あまりにも口を閉ざしすぎ。
桑水流選手クラスの方が、チームを盛り上げていかないといまの現状は一生打破できない。 https://t.co/oiKzmX9OnR
— トップチャレンジ試合結果配信中@You (@simpple_) December 9, 2017
2017シーズンこれまでの試合結果
節・日 | 試合結果 |
1節 8/22 | 22-38サニックス |
2節 8/26 | 12-48NEC |
3節 9/22 | 24-28NTTドコモ |
4節 9/9 | 17-64パナソニック |
5節 9/23 | 5-32リコー |
6節 9/30 | 29-33キヤノン |
7節 10/7 | 24-33東芝 |
8節 10/14 | 47-7豊田自動織機 |
9節 10/21 | 7-76NTTコム |
10節 12/3 | 24-55トヨタ |
11節 12/9 | 7-54ヤマハ |
トップリーグ開幕戦・サニックス戦で勝利できていたら、今季のコーラの成績もまた違った結果だったかもしれない。
NTTドコモ・キヤノンに4点差の反面、豊田自動織機には、40点差での負け。
チームが安定していない証拠でしょうか。
11連敗の原因とは!?
コーラが11連敗してしまった原因は2つあると考える。
- 選手の能力の差
- 工夫のなさ
一人ひとりの選手の能力の問題であることは間違いない。
パナソニック・サントリーの選手たちとは、個人の強さ・うまさでまけている。
だが、これはコーラだけに言えることではない。
限られた戦力で戦っているチームもある。
豊田自動織機やNTTドコモも決して戦力的に恵まれたチームではない。
しかし、勝つための工夫をしてシーズンに備えていたのは事実だ。
コーラは、開幕前から一切の「工夫」を感じられてこなかった…
これが11連敗の大きな原因だと思う。
「豊田自動織機」勝つための工夫
なんといっても、PR川俣選手・平原選手の獲得だろう。
チームとして「スクラムの強化」「フロントローの強化」という方針がファンという立場だが伝わってきた。
豊田自動織機現在の成績▼
- ホワイトカンファレンス6位
- 1勝11敗
- 勝点7
12-13近鉄、17-19東芝とシーズンをとおして例年以上に善戦している。
関連記事:移籍組みフロントローが、運命を握る!【豊田自動織機】|ラグビートップリーグ2017
「NTTドコモ」勝つための工夫
NTTドコモは、昨シーズントップウエストでたたかったきた。(トップリーグから降格したため)
しかし、近年有望な若手を獲得しつづけた。
関連記事:NTTドコモ「若手選手」があつい!|ラグビー・トップリーグ2017-18
また、FBには絶対的な存在・フィルヨーンがいて、ほかにもミフィポセチがいる。チームの核となる選手を中心にチームを仕上げてきた。
開幕まえから、期待できるチームに仕上がっていた。
NTTドコモ現在の順位▼
- レッドカンファレンス7位
- 4勝7敗
- 勝点17
豊田自動織機と同じ7位ではあるが、レッドカンファレンスはレベルが高く。勝点は織機よりも10も多く獲得している。
フロントローを補強した豊田自動織機。
若手と経験豊富な外国人選手でチームをつり上げてきたNTTドコモ。
コーラには、そういった動きは一切みえてこなかった。
コーラも「工夫」できる部分がたくさんあったはず!
でも、コカ・コーラには勝つために工夫できる部分がたくさんあったはずなんです!
「東福岡→早稲田」の選手を生かす
コーラには、東福岡高校→早稲田大学出身の有名選手が多数在籍している。
HO有田隆平選手・FL山下昴大選手・No8豊田選手など、そうそうたるメンバーが。
ケガなどもあるだろうが、こういった選手は基本的に試合にでていてほしい。
ピッチの上にいるだけで、存在感をだせる選手たちなような気がする。
また、これだけ早稲田大学の選手が在籍しているならもっと早稲田色をだしてもおもしろい。
清宮監督をヤマハから引っ張ってくるとか、そのほか早稲田大学出身者の監督・コーチでスタッフ陣を固めてみてはどうだろうか。
関連記事:大学版『ラグビーワールドカップ』って!?「早稲田大学」が2019年に向け計画中~World University Rugby Cup(仮称)~
桑水流・山下・豊田の日本人トリオで3列は固定
リオ・オリンピックセブンズ代表の桑水流選手も在籍するコーラ。
FL山下選手・No8豊田選手と、日本人トリオで固定すると魅力的な3列になる。
「コーラといえば日本人の3列」といえるようななにかチームの色をだしてほしい。
それが勝つための工夫につながる。
日本代表・ラファエレ選手
忘れてはいけないのが、日本代表のラファエレ選手。
昨年のトゥポウ選手とのセンターコンビは、かなりインパクトがあった。
でも、今シーズンはトゥポウ選手の出場があまりみられない。(ケガでもしてるのかな)
そうなると、ラファエレ選手のポジションがより重要になってくる。
普段は日本代表でもプレーしているセンターが多いが、11節ヤマハ戦では途中からスタンドオフのポジションに。
これは意外と面白いアイディアではないだろうか。
日本代表でのプレーを考えれば、センターで出場させてほうがいいかもしれないが、ラファエレ選手のスタンドオフはコカ・コーラに新しい風を吹かせてくれそう。
ぜひ、10.ラファエレ選手に期待したい!
幸い今季は、リーグ戦だけで「自動降格」がきまらないシステム
幸い今シーズンは、リーグ戦のあとに、順位決定トーナメントがある。
残念ながら、コカ・コーラは13位決定トーナメント(一番下のトーナメント)への進出が濃厚だが、そこで2連敗をしなければ自動降格はない。
13~15位は入れ替え戦にまわる。
いくらリーグ戦で成績がわるかろうが、順位決定戦では全く関係ないのだ。
順位決定トーナメントに、チームを立て直すことができればトップリーグ残留の夢も現実となる。
ぜひコカ・コーラの復活を期待したい!!
トップリーグ2017-18「入れ替え戦」システムをもう一度おさらい▼
トップリーグ2017【入れ替え戦】のシステムを解説!|16位は自動降格、その他は…?
引用:http://www.ccwest.co.jp/club/rugby/game_detail.html?no=244
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