2週連続で秩父宮へ!
大学選手権準々決勝を2試合みてきました。
この記事で、試合の雰囲気をすこしでも感じていただけたらうれしいです。
大東文化vs慶応義塾
試合結果
大東文化33vs28慶応義塾大学
なんと、試合開始から大東文化が3連続トライ。
かとおもえば、慶応義塾はそこから4連続トライと流れがどちらかに傾くような試合展開だった。
しかし、決してぬるい試合ではなかった。
試合開始から、大東文化がペースをつかむ。
スクラムで何度もペナルティを奪い、ファーストトライ(前半12分)もスクラムの認定トライからだった。
また、このスクラムで慶応義塾はPR吉田選手がシンビンに。
はやくも1人少ない状況に。
このあと立て続けに、大東文化がトライをうばう。
前半23分
大東文化21-0慶応義塾大学
大東文化は、リーグ戦最終節(11/25)からほぼ1ヶ月間試合のない日程だったにもかかわらず、試合の入りは完璧だった。
だてにリーグ戦優勝校ではなかった。
しかし、当然このまま終わる慶応義塾でもない。
ボールをキープできれば、アタックはできていた。
前半30分WTB宮本選手のトライから、前半だけで3連続トライ。
21-21と同点にもっていき、ハーフタイムを迎えた。
ハーフタイム
大東文化21-21慶応義塾大学
関連記事:【準々決勝】3回戦勝者チームの”メンバー変更”からみる、4チームの意図とは?大学選手権2017
前半からの流れを、途切らさなかった慶応義塾。
後半5分にHO岡田選手のトライで、はじめてこの試合リードを奪う。
「こうなったら、もう慶応義塾の勝利かな」とおもったかたも多かったのではないだろうか。
だが、慶応義塾はここから追加点を奪うことができなかった。
丹治選手がボールをもつ機会は、多かったがいつものように抜けない。ましてやそこでミスをしてしまう。
また、古田選手がボールをもつ時間が長く、自ら当たりにいく回数も多かった気がする。
いつもの慶応義塾のアタックではなかったように感じた。
もちろん、それは大東文化のディフェンスがそうさせたのかもしれない。
流れはだんたんと大東文化に、戻っていってしまった。
慶応義塾のミスで大東文化ボールのスクラム
大東文化はスクラムで、ペナルティを獲得
慶応義塾陣ボール前に
こんな展開を繰り返していたら、いくら慶応義塾でも相手のアタックは止めきれないだろう。
後半19分、後半26分とトライを奪われ逆転されてしまった。
後半26分
大東文化33-26慶応義塾
その後、慶応義塾も大東文化陣に攻め込む時間帯が長かったが、、、
ミスをしたら大東文化ボールのスクラム。
そのスクラムでペナルティをとられてしまい、陣地を取り戻されてしまう。
これじゃあ、選手としてもキツいだろう・・・
最後は、大東文化・キャプテンFL河野選手の強烈なタックルで、ノックオンをさそった。
そして、スクラムからのボールを外に蹴り出し、ノーサイド。
試合結果
◯大東文化33-28慶応義塾
大東文化のスクラム・FW陣は想像以上に強かった。
大東文化・ファカタヴァ兄弟はもちろんのこと、HO平田選手も随所で大きなゲインをし効いていた。
やはりスクラムという、大きな武器があると余裕をもってプレーできるんだろうなと感じた。
慶応義塾は、ここまでスクラムでやられるとはおもっていなかったかもしれない。
認定トライを奪われ、シンビンをしょっぱなでもらったのは相当キツかっただろう。
しかし、そんな中でもしっかり試合をつくったのはたいしたものだ。
3年生に好選手が揃うため、来年こそは対抗戦優勝・大学選手権優勝の2冠を狙えるチームになることを期待したい!
その他「準々決勝」試合結果
- ◯明治大学27-21京都産業大学
- ◯東海大学33-7天理大学
- ◯帝京大学68-19流通経済大学
「準決勝」対戦カード
2018年1月2日
in秩父宮ラグビー場
- 明治大学vs大東文化大学
- 帝京大学vs東海大学
大学選手権「準々決勝」で感じた事
【大学ラグビー】
いまの時代、
試合に負けてチーム大半の選手が泣くなんて光景はあっただろうか…〜明治に負けた京産の選手たち〜
まだ大学ラグビーにもこういうチームがあるんだなと、なにかグッとくるものがあった。#京都産業大学ラグビー部#京産 pic.twitter.com/veGFb7txdQ— You@2019ラグビーW杯チケット情報配信中 (@simpple_) December 23, 2017
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写真引用:https://twitter.com/KEIORUGBY1899/status/944507030114467841
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