8月15日トップリーグ開幕戦、豊田自動織機のメンバーをみて、お!と感じた。
それは、フロントローが全員移籍組みなのだ。
「豊田自動織機」開幕戦フロントロー
- 川俣 直樹
- 平原 大敬
- 長江 有祐
実績のあるメンバーだが、実は全員他チームからの移籍組。実績のある彼らの存在で、今年の自動織機は面白いチームになる可能性を感じた。
的確な補強
昨シーズンの最終戦
トップリーグ入替戦 対三菱重工相模原
豊田自動織機は、比較的経験の浅い若手メンバーで試合に挑んでいた。
- 浪岡祐貴
- 村川浩喜
- 川崎仁久
なんとか勝利をし、残留をしたもののシーズンを通してトップリーグで戦えるフロントローとはいいがたかった。
そんなところに、移籍組みが加わった。
3人の経歴
1.川俣 直樹(31才)
経歴
正智深谷高校→明治大学
2008〜2016:パナソニック
2017〜:豊田自動織機
2011ワールドカップ日本代表選出
日本代表キャップ:18
明治大学から、パナソニックに加入。2011年にはラグビーワールドカップメンバーに選出された。日本代表キャップ18をもつ経験豊富なプロップ。
2.平原 大敬(30才)
経歴
高鍋高校→帝京大学
2009〜2016:コカ・コーラ
2017〜:豊田自動織機
帝京大学から、コカ・コーラに加入。2011年コカ・コーラでキャプテンをつとめるなど長らくコカ・コーラの主力としてプレー。今シーズンから豊田自動織機に移籍してきた。
3.長江 有祐(32才)
経歴
春日丘高校→京都産業大学
2008年〜2013年:リコー
2014〜:豊田自動織機
日本代表キャップ:18
他の二人より一足先に加入した長江選手。春日丘高校から、京都産業に進み、リコーに加入。日本代表キャップ18をもつ選手。
小柄(171cm)ながらも、スクラムの強さを誇った長江選手。
・2017-18トップリーグは、【昨年下位チーム】が得をするリーグ構成⁉ – ラグビー.com
TL17-18「移籍組」フロントローが鍵
経験豊富なメンバーで構成された豊田自動織機のフロントローは他チームにも脅威になるだろう。ベテランの域に達した彼らがどれだけやれるかが織機の今シーズンを占っている。
もちろん、3人がフル出場することは難しい。
リザーブ選手の成長も不可欠であることは間違いない。
元々いたフロントローも伸びる
移籍組みの3人の経歴は例ほども見た頂いた通り。日本代表キャップをもつ川俣、長江選手。トップリーグでキャプテン経験のある平原選手。
こんな3人がチームに在籍することは、チームの若手にも大きな影響を与える。
プロップには、川崎、古村(流通経済卒)、大出、出渕(帝京卒)、山田(御所実業卒)、高橋(朝明高校卒)選手
フッカーには、村川(筑波卒)選手など若手の期待できる選手が多くいる。
プロップ、フッカーなどは上手い選手と、スクラムを組むことがなによりも経験につながる。練習で3人とスクラムを組めることは財産となる。
そういった面からも、3人の存在は今シーズンの豊田自動織機の運命を握っているかも…
豊田自動織機PR▼
浪岡、川崎、古村、大出、出渕、山田、高橋
豊田自動織機HO▼
村川、渡邊、廣野
移籍組みフロントローに注目!
開幕の近鉄戦では、重光選手にサヨナラドロップゴールを決められ1点差で敗れてしまった。
でも、開幕戦から好ゲームを展開できた豊田自動織機はいままでと違う雰囲気を感じる。
移籍組みフロントロー陣の活躍が、今シーズン豊田自動織機の成績に比例するだろう。
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