トップリーグ第1節の振り返りと、2節のみどころをまとめました。
ヤマハに善戦したトヨタは、近鉄と。昨年の王者サントリーはリコーと対戦。トップリーグ第2節も見逃せない戦いばかりです!
- 第2節試合一覧(8月25.26日)
- NTTコムvs東芝
- リコーvsサントリー
- NECvsコカ・コーラ
- パナソニックvsキャノン
- NTTドコモvsクボタ
- 豊田自動織機vsヤマハ発動機
- トヨタ自動車vs近鉄
- 神戸製鋼vsサニックス
Contents
第2節試合一覧(8月25.26日)
- NTTコムvs東芝
- リコーvsサントリー
- NECvsコカ・コーラ
- パナソニックvsキャノン
- NTTドコモvsクボタ
- 豊田自動織機vsヤマハ発動機
- トヨタ自動車vs近鉄
- 神戸製鋼vsサニックス
NTTコムvs東芝
前節、完封を勝ちした東芝。まさかの敗戦、NTTコム。
NTTコミュニケーションズは、悲願の初優勝に向けもう負けられない戦いがつづく。
上位トーナメントに進むためには、東芝戦はなんとか勝利をおさめたいところ。
自慢の第3列を自由にプレーさせれるか。
そして、No8マフィ選手を中心にアタックを仕掛けていきたい。スタンドオフ小倉選手のゲームコントロールにも注目。
東芝は、昨年度5位のNTTコムにどれだけ通用するのか。フォワードで圧力をかけ、東芝らしさを全面に出すことが勝利へのポイント。
強みのフォワードで圧力をかけ、ペースをにぎりたい。
やはり、スクラムがひとつのカギになりそう。
リコーvsサントリー
サントリーは前節、本調子ではなかったものの、キャノンとはプレーの質が格段にちがった。
徐々に調子をあげてくるだろうし、今シーズンもやはり優勝候補はかわりない。
開幕戦、二人の新人を出場させるなど育成もおこたっていない。
したたかに、任務を遂行してくるイメージのサントリーは脅威。
リコーは、NTTコムとの接戦をものにした。
スクラムでプレッシャーをかけ、ペナルティゴールで確実に得点を重ねる。
チーム全体で、意思疎通ができているよう。
まずは、サントリーにどこまで通用するか選手たちも自信をもってサントリー戦をむかえそうだ。
NECvsコカ・コーラ
東芝に完封前をしたNEC。
主力が抜けた穴を埋めきれていない。まあ、そう簡単に埋めれるような問題でもないかもしれないが…
NEC退団選手一覧
SO田村優→キャノン
SH茂野海人→トヨタ自動車
LO小野寺→?
LO.FL村田→日野自動車
No8土佐→海外
WTB首藤→引退
まずは、今シーズン初得点をきめ、ひたむきにチーム全員でプレーしてほしい。
得点力は期待できないので、どれだけロースコアの展開にもちこめるかがポイント。
関連記事:田村・茂野選手など主力が抜けたNEC|今シーズンをどう戦いぬくか?
九州ダービーに負けたコカ・コーラ。
いまひとつ特徴がみえてこないコカ・コーラ。それがトップリーグで勝てない理由なのかもしれない。(なんでもいいけど、特徴を見いだしてほしい…)
NECとの一戦は、入替戦にまわらないためにも負けられない一戦。
パナソニックvsキャノン
クボタとの第一節。前半はうまくアタックが機能しなかったが、後半は本来のアタックが垣間みれたパナソニック。
センターにはいった松田選手(帝京卒)も、新人らしからぬプレーを披露した。バーンズ選手がスタンドオフにいることも心強いだろう。
本当に若くて能力のたかい選手が多いパナソニック。
そう簡単に、負けることはない。
開幕そうそう上位チームとの対戦がつづくキャノン。
ひとまずここを乗り切りたい。
しかし、まだ新加入の田村選手とチームがフィットしていない感じ。田村選手のイメージするゲームプランを多くの選手が理解できるかが大切。
そうなることで、キャノンももうワンランクチームレベルが上がる気がする。
外国人選手がそろったフォワード陣はなかなかインパクトがあっておもしろい存在だった。
また、フランカーの嶋田選手も大学時代よりもはるかにレベルアップしていた。キャノンのフォワードをもっと引っ張っていってほしい。
NTTドコモvsクボタ
今シーズン、個人的に期待するNTTドコモ。
神戸製鋼戦では、前半はなんとか食らいついていた。しかし、後半は神戸製鋼のアタックに受け身にまわってしまった。
もうすこし耐えていれば神戸製鋼も、自滅していた可能性もあったのではないかとすこしもったいない気がした。
80分間プレーの質を保てるかがNTTドコモの課題になってくる。
良いメンバーが揃いはじめているクボタ。
開幕戦でパナソニックに負けはするもののトライをとれており、そこまで気にしなくてもいい。
昨シーズン、不本意な順位(12位)に終わってしまったので、今シーズンはなんとか上位にからんでいきたいだろう。
豊田自動織機vsヤマハ発動機
豪雨の中での開幕戦を、きっちり勝ちきったヤマハ。さすがといった感じ。
でも、個人的には、まだ五郎丸選手がチームメイトとのコンビネーションがうまくいっていないようにうつった。
他の選手が、五郎丸選手に遠慮をしているような…
トップリーグ優勝には、五郎丸選手の活躍は不可欠。やはくチームに馴染んでほしい。
関連記事:史上最多27,871人|観客動員数が伸びた要因とは…|やはり、五郎丸効果か⁉︎【トップリーグ2017-18】
豊田自動織機は、近鉄にサヨナラドロップゴールをきめられ終了間際で勝利をのがした。もったいないの一言。
最後まで気を抜かず、プレーしてほしかった。最後のプレーももっと、近鉄SO重光選手にプレッシャーに行けたんじゃないかと思ってしまう。
そういう基本的な部分をもう一度みなおしてほしい。
トヨタ自動車vs近鉄
昨年2位のヤマハに対して、臆することなく勝負を挑んだトヨタ。
3点及ばず負けはしてしまったが、今シーズン間違いなく生まれ変わっている。
そう思わせてくれた一戦だった。
外国人選手も含め、全選手がハードワークを続けていた。またウイング小原選手、スクラムハーフ滑川選手のセーブングなど、必死さが伝わってきた。
新人で新キャプテン姫野選手のランも通用していてトヨタは今シーズン面白い存在になりそう。
関連記事:接戦にもち込むも…トヨタがヤマハに勝ちきれなかった2つの理由|トップリーグ2017第1節
サヨナラドロップゴールで勝利をおさめた近鉄。でも、ラストプレーまで負けていたという事実を受け止め、次戦にいかしてほしい。
ヤマハにもあたり負けしていなかったトヨタ相手に、しっかし体をあてれるかがポイントになるでしょう。
神戸製鋼vsサニックス
NTTドコモに苦戦してしまった神戸製鋼。
トップチャレンジから昇格したチームあいてには、トップリーグ上位チームの貫禄を見せつける必要があっただとう。
なにか相手チームにあわせてしまう印象がある神戸製鋼。そういった弱さを克服できないとトップリーグ優勝はむずかしい。
コカ・コーラとの九州ダービーを制したサニックス。
昨シーズンから徐々に力をつけてきたような気がする。控えにも、主力級の選手が控えていることもあり、うまく選手起用もできている。
神戸製鋼相手にも自慢のアタックを披露してほしい。
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