2019年9月に日本で開催されるラグビーワールドカップ。
出場する国は20カ国。
いったいラグビーワールドカップ日本大会にはどこの国が出場してくるのでしょうか。
この記事では全20カ国をまとめて紹介します。
Contents
ラグビーワールドカップ2019出場国一覧(20カ国)
アジア地区(開催国)
- 日本(11位)
オセアニア地区
- ニュージーランド(1位)
- オーストラリア(4位)
- フィジー(10位)
- トンガ(13位)
アフリカ地区
- 南アフリカ(6位)
アメリカ地区
- アルゼンチン(9位)
- アメリカ(15位)
- ウルグアイ(18位)
ヨーロッパ地区
- ウェールズ(7位)
- フランス(8位)
- アイルランド(2位)
- スコットランド(5位)
- イングランド(3位)
- ジョージア(12位)
- イタリア(14位)
- ロシア(19位)
ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ勝利チーム
- サモア
アフリカ地区
- ナミビア
敗者復活最終予選通過チーム
- カナダ
※カッコ内は世界ランキング。2018/6/8現在
関連記事:『ラグビーで一番強い国はどこ?』ラグビー強い国まとめ
出場国の半数以上が[予選免除のシード国](12カ国)
国 | 前回大会成績 | 地域 |
日本 | プールB3位 | アジア |
ニュージーランド | 優勝(プールC1位) | オセアニア |
オーストラリア | 準優勝(プールA1位) | オセアニア |
南アフリカ | 3位(プールB1位) | アフリカ |
アルゼンチン | 4位(プールC2位) | アメリカ |
アイルランド | ベスト8(プールD1位) | ヨーロッパ |
ウェールズ | ベスト8(プールA2位) | ヨーロッパ |
スコットランド | ベスト8(プールB2位) | ヨーロッパ |
フランス | ベスト8(プールD2位) | ヨーロッパ |
イタリア | プールD3位 | ヨーロッパ |
イングランド | プールA3位 | ヨーロッパ |
ジョージア | プールC3位 | ヨーロッパ |
2015年大会の各プールの上位3チームが2019年大会のシード扱い(全12チーム)になります。
ラグビーワールドカップでは、サッカーワールドカップとはまったく異なりワールドカップに出場する参加チームのうち、実に半数以上の12カ国は予選を戦わずにシードとして本戦に出場できるんです。
- サッカーワールドカップ…シードなし。開催国出場枠1
- ラグビーワールドカップ…参加20ヵ国中12ヵ国がシード
※シードとは予選を免除し本戦に出場できること
サッカーでは予選を免除される国は開催国の1チームだけ。それに比べラグビーでは実に12チームも予選を免除され本繊維出場できます。
ラグビーに詳しくない方にとっては異常な数字かもしれませんね。
ですが、これはラグビーでは当たり前のことと感じているかたが多いでしょう。
強豪国とそれ以外の国の力の差がありすぎているのと競技をしている国の数が影響しているのではないでしょうか。
関連記事:『ラグビーで一番強い国はどこ?』ラグビー強い国まとめ
残りは8カ国は[予選を勝ち上がった]チーム
国 | 地域 |
フィジー | オセアニア |
トンガ | オセアニア |
アメリカ | アメリカ |
ウルグアイ | アメリカ |
ロシア | ヨーロッパ |
サモア | ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ 勝利チーム |
ナミビア | アフリカ地区 |
カナダ | 最終プレーオフ通過チーム |
ラグビーでは「強い国」がそのままがW杯に出場してくる
ラグビーワールドカップの出場国を見ていただいたら一目瞭然ですが、世界ランキングの上位国ばかりが出場しています。
もう一度参加国と世界ランキングをみてみましょう。
- ニュージーランド(1位)
- アイルランド(2位)
- イングランド(3位)
- オーストラリア(4位)
- スコットランド(5位)
- 南アフリカ(6位)
- ウェールズ(7位)
- フランス(8位)
- アルゼンチン(9位)
- フィジー(10位)
- 日本(11位)
- ジョージア(12位)
- トンガ(13位)
- イタリア(14位)
- アメリカ(15位)
- ウルグアイ(18位)
- ロシア(19位)
世界ランキング1位〜15位まで全チームが日本大会に出場します(2018/6/8現在のランキング)
参加20チーム中、15チームが世界ランキングそのままに出場するのです。
ですが、これは決して偶然というわけではありません。
ラグビー界における常識でもあり、ティア1とティア2という言葉にも象徴されています。
ティア1・ティア2とは
「ティア」とは…ティアとは英語で「階層」や「段」を意味する単語
世界のラグビー界には各国代表の間でもこの階級が存在します。
最高位である「ティア1」にはイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス、イタリア、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチンが属しています。
それ以外の国が実績などに応じて「ティア2」そして「ティア3」に分類されます。
日本代表は現在ティア2。
ティアに象徴されるようにラグビーワールドカップ日本大会にもこのティア1チームは全チームが出場を決めています。
しかも、その出場券を前回大会時にはすでに決めたもの(前回大会各プール3位以内に入れば次回大会の出場券を与えられるため)。
ラグビー界ではこの力関係がなかなか変化しにくい現状があります。
そのため必然的に世界ランキング上位から順番に出場する格好になっています。
ラグビーの階級についてもっと知りたいというかたは、勝っても「格付け」が変わらない!?世界のラグビー界は驚きの階級社会。をぜひご覧ください。
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