ラグビーワールドカップ2019日本大会の出場国が変更になった。
ルーマニア ⇒ ロシア
これにより日本の開幕戦の相手もロシアに変更。
いったいヨーロッパ予選でなにがあったのか?本記事で分かりやすく解説していきます。
Contents
[W杯開幕戦]当初、日本の開幕戦の相手はルーマニアだった
画像引用元:ラグビーワールドカップ2019
2019年ラグビーワールドカップでの日本代表の開幕戦はルーマニアに決まっていた。
しかし、2018年5月15日に開幕戦の相手がルーマニアからロシアへと変更になったのだ。
ルーマニアからロシアに変更
2018年3月18日に幕を閉じたワールドカップヨーロッパ予選。
ヨーロッパ予選の結果は1位:ルーマニア、2位:スペイン、3位:ロシア、4位:ベルギー、5位:ドイツ。
- 1位:ルーマニア(本戦出場)
- 2位:スペイン(ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ進出)
- 3位:ロシア
- 4位:ベルギー
- 5位:ドイツ
1位のルーマニアは本戦への出場権を得て、2位のスペインも出場券をかけた「ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ」進出を決めていた。
ルーマニアからロシアに変更となった理由
一度は決まったルーマニアのワールドカップ出場。
しかし、なぜ決定が覆り、しかもヨーロッパ予選3位のロシアが本戦に出場する自体となったのか?
それはヨーロッパ予選1位ルーマニア・2位スペインが 代表資格のない選手を出場させていたとして勝ち点を減点 されたためだった。
※4位ベルギーも代表資格のない選手を出場させていたがW杯への出場の可能性はなかった。
- 1位(W杯出場):ルーマニア→ロシア
- 2位(ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ進出):スペイン→ドイツ
代表資格のない選手をヨーロッパ予選に出場させたルーマニア・スペイン・ベルギーの勝ち点が減点された結果3位だったロシアが繰り上げで1位に。
ヨーロッパ予選1位でワールドカップの出場権を得たのだ。
そしてヨーロッパ・オセアニアプレーオフにはドイツが進む。
日本の開幕戦はロシア代表に決定!
ロシアの出場が決まったのと同時に、日本代表の開幕戦の相手もルーマニアからロシアに変更。
日本代表の詳しい試合日程・キックオフ時間は、日本代表の試合日程・キックオフの時間は?【予選プール】2019ラグビーワールドカップをご覧ください。
ルーマニアとスペインの不服を棄却
この決定に対し、ルーマニアとスペインは不服として異議をとなえた。
しかし、6月6日のワールドラグビーからの発表によると、該当国での代表資格のない選手を試合に出場させたスペイン、ルーマニア、ベルギーに対する減点処分は正当とされ、ロシアのワールドカップ出場が覆ることはなかった。
日本代表vsロシアの対戦成績をおさらい
2019ラグビーW杯
日本代表の初戦の相手が正式に決定!対戦相手はロシア
これまでの対戦成績は対戦5・勝利4・敗戦1。
※キャップ対象試合ロシアは日本代表に●3-75(2010年)と代表【最大得点差】で敗戦したこともあり、苦手意識があるかも?https://t.co/TXDxo9fB94 pic.twitter.com/lMusZueFpK
— ヨウ🏉ラグビー専門サイト運営中 (@simpple_) June 6, 2018
ワールドカップの開幕戦で対戦するロシア代表との対戦成績は、
対戦5、勝利4、敗戦1。
直近の対戦成績▼
また世界ランキングも日本の11位にたいし、ロシアは19位(2018/6/9時点)。
ラグビー界ではこの順位の差は想像以上にあると考えてもらって良い。
世界ランキングと順位の関係性については、【出場国20】ラグビーW杯2019日本大会の参加国一覧で詳しく書いています。
日本代表にとっては、ルーマニア(17位)より戦いやすい相手といえるでしょう。
まとめ
ラグビーワールドカップ2019の出場国がルーマニアからロシアに変更。
これはヨーロッパ予選1位ルーマニア・2位スペインが 代表資格のない選手を出場させていたとして勝ち点を減点 されたため。
それにより、日本代表の対戦相手もロシアに変更。
開幕戦でロシア代表と東京スタジアムで対戦する。
また、ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ進出はドイツに決まった。
関連記事:日本代表の試合日程・キックオフの時間は?【予選プール】2019ラグビーワールドカップ
追伸
この他にもヨーロッパ予選ではいろいろと問題があったようです・・・
⇒スペイン、納得できない敗戦=ルーマニア審判団に激怒-19年ラグビーW杯欧州予選
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