実施理由|2017.7リリース【試験的ルール】内容・詳細まとめ【ラグビー】

【2021年度】最新情報!

ールドラグビーより、試験的ルールの実施に関する内容が発表された。

2017年8月に開催される女子ラグビーワールドカップ2017には適用されないが、今後試験的ルールが正式に採用される可能性もあり、各チームは当然知っておく必要がある。

ワールドラグビー…ラグビーの国際統括団体

「試験的ルール」開始日

今回承認された試験実施ルールが適用されるのは、以下の日程。

試験ルール適用

・北半球:2017年8月1日

・南半球:2018年1月1日

※この試験的ルールは、8月に開幕を控えている女子ラグビーワールドカップ2017には適用されない。

なぜ?開幕戦で「別カンファレンス」の対戦が6試合|ラグビー・トップリーグ – ラグビー.com

「試験的ルール」の実施理由

今回の試験的ルールの実施理由は2つある。

  1. 競技のプレー、および、レフリングをするにあたりよりシンプルにすること
  2. プレーヤーウェルフェアをさらに推進すること

1.競技のプレー、および、レフリングをするにあたりよりシンプルにすること

ラグビーのルールは、複雑な部分が多い。

それはプレイヤー・レフリー・観客、すべての人にあてはまることだろう。

プレイヤー、レフリーがよりわかりやすく試合をすすめるためのルールということだが。

これはみている観客にも、「わかりやすい」配慮にもつながってくる。

2.プレーヤーウェルフェアをさらに推進すること

ウェルフェアとは…健康的に良い状態、幸福な状態。

つまり、プレーヤーウェルフェアとは、選手の状態が良いプレーということ。

もっと、簡単にいうと「選手がプレーしやすい状態」ということだろう。

「試験的ルール」内容

今回、試験的ルールとして実施されるルールは、6つある。

試験的ルール内訳

・スクラム:3

・タックル:1

・ブレイクダウン:1

・その他の反則:1

スクラム①

競技規則5 スクラムへのボールの投入、および、20.6 (d) スクラムハーフによるボール投入▼

  • ボール投入の合図なし
  • ハーフの立ち位置

レフリーからの合図は無い。

スクラムハーフは、まっすぐにボールを投入しなければならないが、スクラム中央の線に、自分の肩を合わせてよい、すなわち、スクラムハーフは、スクラム中央の線から自分の肩の分、自陣よりに立つことが許される。

スクラム②

競技規則9(b) スクラムにおける、その他の制限▼

  • No8は、LOの足下にあるボールを拾ってもOK

ナンバーエイトは、セカンドローの足の下にあるボールを拾ってよい。

スクラム③

競技規則第20条 スローイン後に足でボールに触れること▼

  • マイボールスクラムのチームは、足をかきボールをとりにいく。押すだけではダメってこと。

ボールがトンネル内の地面に触れた後は、双方のフロントローはボールを獲得するために、いずれの足も使ってもよい。

ボールを投入するチームの一人は、ボールを取りに足を掻かなければならない。

罰則: フリーキック

タックル

競技規則の修正 4(c)▼

  • タックル後は、立ち、自分のゲートからプレーする。

タックラーは、ボールをプレーする前に、一度立ち上がらなければならず、また、タックルゲートの自陣側からプレーしなければならない。

ブレイクダウン

競技規則のブレイクダウン修正 第16条「ラック」▼

  • タックル後、「すぐ」手を使うことはOK。だけど、相手選手が到着したら、「手」は使えない。

←曖昧なルールだな…

ラックは、少なくとも一人のプレーヤーが、両足で地面にある(または、タックルされたプレーヤーの上、タックラーの上にある)ボールをまたがって立つことで開始される。

この時点で、オフサイドラインが形成される。

両足で立ったプレーヤーは、すぐに行う限り、ボールを拾うことが許される。

敵のプレーヤーが到着した瞬間、手の使用はできなくなる。

ジャッカルができない!?

「すぐに行う限り」 なら、ボールを拾うことができる。

なんとも曖昧なルール。

これだと、斉藤さんの仰る通り、ジョージスミスやフーパーのようなジャッカルは反則になりかねない。

その他の反則

競技規則4 その他の反則▼

  • ラックのボールは蹴ってはいけない。後ろにかくだけ。

プレーヤーはラックの中のボールを蹴り出してはならない。

プレーヤーはボールを自陣に向けて後ろ向きにかくことのみ許される。

参照:ワールドラグビー試験的ルールの実施について(通達)|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。

>>>リーグ戦&仕組み|ジャパンラグビー2017【トップリーグ・トップチャレンジ・3地域リーグ】 – ラグビー.com

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