引用:http://number.bunshun.jp/articles/-/824350
もう読みましたか?
エディー・ジョーンズの「ハードワーク」を!
ラグビーワールドカップで日本代表を率いたエディー・ジョーンズ氏。
開幕戦で優勝候補・南アフリカに勝ち、W杯で3勝するという快挙を成し遂げた人物ということはご存知でしょう。
エディ・ジョーンズコーチ歴
- 1996年 東海大学ラグビー部コーチ(日本代表FWコーチ兼任)
- 1997年 ブランビーズHC(サントリーFWコーチに就任するも、ブランビーズへ)
- 2001年 オーストラリアHC
- 2007年 南アフリカチームアドバザー
- 2009年 サントリーGM
- 2010年 サントリーGM兼HC
- 2011~15年 日本代表HC
- ラグビーワールドカップで3勝
- 2015年~ イングランド代表HC
参照:Wikipedia
そんなエディ・ジョーンズ氏の著書「ハードワーク」では、成功するためには日本人らしさを生かす。
エディ・ジョーンズ氏の考えが書かれています。
実際にラグビーのコーチングでも、すぐに取り入れることができる内容を選んでみたのでぜひ参考にしてみてほしい。
主なコーチ成績
- 2003年 ラグビーW杯準優勝優勝
- 2007年 ラグビーW杯優勝
- 2010-11 日本選手権優勝
- 2011-12 日本選手権&トップリーグ優勝
- 2015年 ラグビーW杯3勝をあげる
Contents
スケジュールを固定するな
p19
目標が全体像なら、スケジュールは細部
目標さえ決まっていれば、スケジュールはおのずと決まってくる。
スケジュールがかわることは、日々状況が変化していく中で必然なこと。
スケジュールを固定し、それをこなすことばかりを考えてしまうことには全く意味が無い。
「目標のための、スケジュール」
まずこれお覚えておく必要がありそうだ。
大きな目標&小さな目標
p22
目標には2種類ある。大きな目標と小さな目標。
大きな目標を達成するためには、小さな目標を1つ1つ達成していく必要があるとエディ・ジョーンズ氏はいう。
ちなみに、エディジャパンの大きな目標は「世界のトップ10に入る。3年後のワールドカップで勝つ。」ということでした。
ラグビー日本代表ワールドカップ全成績まとめ – ラグビー.com
チームで、なにか大きな目標を立てた場合。
小さな目標は、2ヵ月ごとに考えていくことをおすすめしていた。
それはなぜか?
ラグビーの場合、2ヵ月おきに大きな大会があるという考えからだ。もちろん、これはチーム・カテゴリーによって臨機応変にかえるべきだ。
あなたのチームは、小さな目標をどの期間でせっていするのがベストだろうか?
エディ・ジョーンズは休み期間、ビジネス書を読む
p69
エディ・ジョーンズ監督は、
コーチ業が休みの時にたくさんのビジネス書をよく読むそうです。
それは、ビジネス書かれた内容より言い方を学ぶためだというのだ。
場面に応じて、違う言い方で伝えることができると考えているためだ。
おすすめビジネス書▼
試合の翌日はまだデータをみない
p100
客観視する作業はとても大事です。
正直これには、おどろいた。
試合の次の日は、試合のデータ(数字)を見るではなく、
試合のビデオをただみつづける。
データをみるのはその次の日。試合の2日後だ。
翌日は試合のビデオをずっとみる。
2日後、データをもらい印象と照らし合わせる。
とにかく1秒でもはやくデータ(数字)を整理させ、自らの手でチェックしているのかと思った。そして、次の試合のために準備をする。これこそが試合後に一番必要なことだと私は感じていたからだ。
私が在籍した大学がそうだったのだ。
監督・コーチは、データを見たがるものだと感じていた。
「試合を客観視ししてみる」
これを試してみる価値は十分にありそうだ。
教わる立場で考える
コーチなら、選手時代にどのようなトレーニングをしてほしかったかを
最初に思い出すことをお勧めします。エディ・ジョーンズ
【コーチと選手】
立場がかわったからといって、考え方をかえるべきだろうか…
「いや、そうではない」ということをエディ・ジョーンズは言っていた。 pic.twitter.com/qFhYXh9qWP— You@ラグビーブロガー (@simpple_) 2017年10月27日
p144
コーチなら、選手時代どのようなトレーニングをしてほしかったかを、最初に思い出すことをお勧めします。
また、指導される立場から、指導される立場になったとき、
この「教わる立場で考える」をベースにして、自分のやり方を徐々に確立していくことが、とても大事だいっている。
コーチももともとは選手。つねに選手の立場で物事を考えることが、大事だということなのでしょう。
コーチと選手という立場が違っても、目指していることは同じ。
チームの目標を忘れなければ、自然と実行できることかもしれない。
ラグビー「プロキックコーチ」誕生|君島良夫氏 – ラグビー.com
「ハードワーク」は、ラグビーを教えている人は絶対に読むべき本だ!
今回、紹介したのは「ハードワーク」のほんの一部にすぎない。
私はウインドウマンス期間を利用し、この本を手にしてみた。
- 日本人らしさを生かすとはどういうことか?
- エディ・ジョーンズ監督はなにを考え、日本代表を指揮していたのか?
本当に面白いので、ぜひ手にとって読んで見てください。
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