11月2日の2019ワールドカップ、試合日程・会場が決まった。
これをうけ、サントリー沢木監督は「全勝を狙える。」というのだ。
いつも厳しいコメントを残している、沢木監督がいうのだから、それなりの理由があるはず。
日刊スポーツでにあった記事を読み返してみると、そこには5つのポイントとなる要素が見つかりました!
沢木監督「これ以上ない日程」
沢木監督は、日本代表の試合日程・会場を「これ以上ない日程」と発言。
「全勝を狙える。」ともいうのだ。
沢木監督の解説はこちら>>>移動、芝状態、日程で全勝狙える/沢木敬介氏の解説 – ラグビー : 日刊スポーツ
「全勝を狙える」といった5つのポイント
- 試合間隔
- 試合会場
- 試合会場の気候&芝
- 初戦の相手
- 対戦スケジュール
1.試合間隔
2019ワールドカップでは、日本代表の試合間隔が十分にあいているんです。
2019年日本代表「試合日程」▼
日 | 時間 | 対戦相手 |
---|---|---|
9/20 | 19:45 | ヨーロッパ地区1 |
9/28 | 16:15 | アイルランド |
10/5 | 19:30 | ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ1 |
10/13 | 19:45 | スコットランド |
前回大会のワールドカップでは初戦で強豪南アフリカに勝利したものの、2戦目は中3日の過密日程。
南アフリカ戦での選手たちの消耗は激しく、メンバーを入れ替えて2戦目に挑んだ。
2戦目の相手は、こちらも強豪スコットランド。
この試合を、日本代表は落としてしまい、結局予選プール敗退という結果だった。
2015年日本代表「試合日程」▼
日 | 対戦相手 |
---|---|
9/19 | 南アフリカ |
9/23 | スコットランド |
10/3 | サモア |
10/11 | アメリカ |
2.試合会場
会場も日本代表に有利。
移動距離が少ないのだ。
試合会場となった、4都市はこちら。
日本代表「試合会場」▼
日 | 対戦相手 | 会場 |
---|---|---|
9/20 | ヨーロッパ地区1 | 東京 |
9/28 | アイルランド | 静岡 |
10/5 | ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ1 | 愛知 |
10/13 | スコットランド | 神奈川 |
東京・神奈川・愛知・静岡と、新幹線のみで移動可能。しかも3時間という距離は他チームよりもめぐまれている。
3.試合会場の気候&芝
気候の変化少ない、東京・神奈川・愛知・静岡に決まったことも大きい。
前回大会は1.3戦と2.4戦では環境が違ったというのだ。
2015年試合会場の芝▼
- 1.3戦はハイブリッド芝でピッチコンディションは〇。
- 2.4戦は天然芝で重馬場でピッチコンディション×。
※重馬場(おもばば)とは…雨などのため水分を多く含んだ状態のこと
4.初戦の相手
対戦相手も、今大会はいい感じだ。
初戦の相手は、「ヨーロッパ地区1」となる。ヨーロッパ地区1で出場する国は比較的レベルが落ち。プールの中でも戦いやすい相手。
大きな大会の鉄則だが、初戦が重要。
といように、初戦にはもってこいの相手だという。
5.対戦スケジュール
日本の対戦スケジュールは、良い組み合わせになっている。
もう一度、日本代表の対戦日程を見てみましょう。
日 | 時間 | 対戦相手 |
---|---|---|
9/20 | 19:45 | ヨーロッパ地区1 |
9/28 | 16:15 | アイルランド |
10/5 | 19:30 | ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ1 |
10/13 | 19:45 | スコットランド |
失礼な言い方にはなってしまうが、
- 1戦目…弱い
- 2戦目…強い
- 3戦目…弱い
- 4戦目…強い
こうなっている。
1戦目は、予選を勝ち上がったチームなので初戦の相手としては戦いやすい。
また2戦目まで、中7日という日程もあり、アイルランド戦に向けてしっかり準備ができる。
3戦目は、 1.2戦目の疲労がたまってくるころだが、練習量の多い日本代表は有利。しかもこちらも予選を勝ち上がってきたチームなので比較的戦いやすい相手だ。
4戦目はスコットランド。スコットランドは、3戦目から中3日と過密日程。
3戦目から、中7日で準備できる日本には絶好のリベンジ機会だ。
「全勝を狙える」ポイントをおさらい
- 試合間隔
- 試合会場
- 試合会場の気候&芝
- 初戦の相手
- 対戦スケジュール
このようにして、日本代表は予選プールで全勝を狙えるとサントリー・沢木監督はいった。
今回の記事は、日刊スポーツの記事を参考にさせていただきました。ぜひ、こちらもご覧ください>>>移動、芝状態、日程で全勝狙える/沢木敬介氏の解説 – ラグビー : 日刊スポーツ
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