帝京大学の2018春季大会初戦・明治大学のメンバー表をみていると、「おお、今年もか!!」と感じてしまうことがあった。
それは1年生が2人もメンバー入りしているということだ。
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2018年春季大会初戦 vs明治大学のメンバーに1年生が2人もメンバー入り
帝京はこの時期でもかならず、1年生が出場してくるんだよな。
11西川選手(京都成章)、18細木選手(桐蔭学園)明治は梶村選手のどれだけ穴を埋めれるか。 https://t.co/V18AATbeRp
— ヨウ@大学ラグビー観戦マニア/「ちょっとディープなラグビー考察」随時更新中 (@simpple_) April 28, 2018
春季大会の初戦からメンバー入りしているということはある程度、入学前から岩出監督含めコーチ陣で評価されていた選手だということでしょう。
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帝京大学は春の段階でも1年生が多く出場する傾向がある
帝京大学の強さの秘訣の1つに、15人のメンバーに数名からなず1年生が絡んでいるということ。
これは多くのかたが思っていることではないでしょうか。
そこで今回は「春季大会の初戦にどれだけの1年生がメンバー入りしたのか?」調べてみました。
2012年春季大会(交流戦)初戦 vs大東文化大学
2012/4/29
帝京大学98-0大東文化大学
vs大東文化 1年試合登録メンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 出身校 |
6 | FL | マルジーン・イラウア | |
9 | SH | 荒井康植 | 佐賀工業 |
17 | PR | 浅掘航平 | 京都成章 |
2012年度主な新入生
HO坂手淳史、PR徳永一斗、PR深村亮太、WTB濱野大輔、CTB金田瑛司、FB森谷圭介
2013年春季大会初戦 vs流通経済大学
2013/4/28
帝京大学76-19流通経済大学
vs流通経済 1年試合登録メンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 出身校 |
4 | LO | 飯野晃司 | 三好 |
2013年度主な新入生
FL亀井亮依、FL姫野和樹、SO松田力也、WTB飯山竜太、CTB重一生
みなトップリーグ1年目から活躍を収めることに成功。姫野選手や重選手は帝京では完全なレギュラーではなかったにもかかわらず、トップリーグで輝きを放っていた。
2014年春季大会初戦 vs中央大学
2014/4/20
帝京大学82-7中央大学
vs中央 1年試合登録メンバー
0人
2014年度主な新入生
HO堀越康介、LO金廉、FL古田凌、No8吉田杏、CTB岡田優輝、CTB矢富洋則、FB尾﨑晟也、
タレントが揃っていた代。下級生のときからチームを支えてきた選手が多かった。
2015年春季大会初戦 vs法政大学
2015/4/25
帝京大学121-0法政大学
vs法政 1年試合登録メンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 出身校 |
11 | WTB | 竹山晃暉 | 御所実業 |
22 | SO | 矢澤蒼 | 御所実業 |
2015年度主な新入生
LO秋山大地、LO今村陽良、LO藤田達成、FLブロディ マクカラン、SH小畑健太郎、SH𠮷川浩貴
今シーズン最上級生となった代。FWとくにLO陣に良い選手がかたまっている。
2016年春季大会初戦 vs中央大学
2016/4/24
帝京大学91-0中央大学
vs中央 1年試合登録メンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 出身校 |
11 | WTB | 宮上廉 | 佐賀工業 |
21 | SH | 末拓実 | 長崎北陽台 |
22 | CTB | 霜鳥優太 | 深谷 |
2016年度主な新入生
FLジョセファ ロガヴァトゥ、CTB本郷泰司
この年はすこし新入生にインパクトがなかった年のように思える。
2017年春季大会初戦 vs大東文化大学
2017/4/29
帝京大学35-26大東文化大学
vs大東文化 1年試合登録メンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 出身校 |
12 | CTB | ニコラス マクカラン | |
22 | CTB | 龍野光太朗 | 佐賀工業 |
すでに帝京に欠かせない存在となったニコラス マクラカン選手。
今後どこまでスケールの大きな選手になるか楽しみ。
2017年度主な新入生
SO奥村翔、SO北村 将大、CTB岡村晃司、WTB木村朋也、WTB藥師寺晃
バックスに豊富な人材が揃っている。SO北村選手や、WYB木村選手は秋の対抗戦ではレギュラーとして出場していた。
主力になるメンバーですら初戦から出場しているわけではなかった
坂手淳史、森谷圭介、尾﨑晟也、堀越康介など低学年から帝京の主力で出場しつづけていた選手ですら、春季大会の初戦からは出場してはいなかった。
もちろん選手のコンディションの問題や、起用の方針があるため本当の意図は分からない。
だが、やはり初戦から春の公式戦に出場できるような選手は毎年注目しておくべき選手だということは間違いない。
WTB西川選手(京都成章)、PR細木選手(桐蔭学園)。
彼らがどんなパフォーマンスを見せるのか春季大会所初戦から目がはなせない。
参照:帝京大学ラグビー部HP
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