2017-18トップリーグでは、シーズンにおいて得するチームが存在する。
トップリーグが13節に縮小され、全チームが2つのチームとは試合をしない。
その関係で、昨年の覇者サントリーや、2位ヤマハ発動機、豊富な戦力をかかえるパナソニックと対戦しなくてもいいチームがでてくる。
いったい、どのチームが
サントリー・ヤマハ・パナソニックと対戦せず「得をする」のか?
- トップリーグ「2カンファレンス制」を採用
- 2017-18シーズンは「13節」
- 2チームとは対戦しなくていい
- 得するチーム&損するチーム
- 2016-17下位チームが「得」をする
- 「損」をするチーム
- 対戦しないチームまとめ
- 1番得するチームは「近鉄ライナーズ」
Contents
トップリーグ「2カンファレンス制」を採用
2017-18トップリーグは、16チームを2つに分けた2カンファレンス制でおこなわれます。
- 各カンファレンス1回戦総当たり
- および別カンファレンスの6チームとの交流戦
その後、カンファレンス順位に応じた、総合順位決定トーナメントを行い、最終順位を決定します。
上位4チーム「日本選手権」を兼ねた戦い
各カンファレンス1、2位の4チームは第55回日本ラグビーフットボール選手権大会を兼ねた戦いとなり、日本選手権の優勝チームが、ジャパンラグビー トップリーグ 2017-2018のチャンピオンチームとなる。
2017-18シーズンは「13節」
2カンファレンスにわかれて、リーグ戦を実施。
- 同じカンファレンスでは総当たり。
- 別カンファレンスのチームとは、交流戦として6試合をおこなう。
2チームとは対戦しなくていい
リーグ戦が13節で終了するトップリーグ。
総当たりで対戦するなら、16チームいれば、15節になるはずなのに…
日本代表強化の一環で、トップリーグの日程をみじかくするため13節にちじめることに。
その結果、2つのチームとは試合をしないという変則的な組み合せになった。
この結果、得をするチーム&損をするチームがでてきてしまう。
関連記事:なぜ?開幕戦で「別カンファレンス」の対戦が6試合|ラグビー・トップリーグ – ラグビー.com
得するチーム&損するチーム
16チームあるのに、13節で終了するリーグ戦、だから得するチーム&損するチームがでてきてしまう。
※得するチーム&損するチームという言い方は変かもしれませんが。
16チーム所属するなか、13試合しかしない。
残り2チームとは対戦しないとなると。
やはり強いチームはさけたいですよね?
サントリーや、パナソニック、ヤマハ発動機を対戦するんなら、もう少し弱いチームと戦いたい。
かなうなら、下位チームと対戦したいと思うのが、各チーム関係者の本音でしょう。
2016-17下位チームが「得」をする
今シーズン変則的なトップリーグですが、気になる「得をするチーム」はというと…
昨年下位にしずんだチームなんです!
2016-17下位チーム成績
13位…近鉄
14位…コカ・コーラ
15位…豊田自動織機
TC1…NTTドコモ
- レッドカンファレンスなら、近鉄とNTTドコモ。
- ホワイトカンファレンスなら、コカ・コーラと豊田自動織機。
なぜなら、
・近鉄とNTTドコモは、ヤマハ発動機とパナソニック。
・コカ・コーラと豊田自動織機は、サントリーと神戸製鋼。
と対戦しなくていいんです。
これって、成績に大きく影響をあたえませんか?
「損」をするチーム
2016-17シーズン、5〜12位のチームが一番損をすることになるだろう。
下位チームにキッチリかって、上位チームに勝負を挑んで順位をあげることができない。
ただたんに、下位チームとの対戦が減り、上位チームとの対戦は例年とおり。
タフな試合が続くことになる。
5位〜12位の順位は大きく変動しようですね。
2016-17シーズン成績▼
- 5位…NTTコム
- 6位…リコー
- 7位…キャノン
- 8位…トヨタ自動車
- 9位…東芝
- 10位…NEC
- 11位…サニックス
- 12位…クボタ
対戦しないチームまとめ
- サントリー、神戸製鋼は、コカ・コーラ、豊田自動織機と対戦しない。
- NTTコム、トヨタ自動車は、NEC、サニックスと対戦しない。
- 東芝、クボタは、リコー、キャノンと対戦しない。
- 近鉄、NTTドコモは、ヤマハ、パナソニックと対戦しない。
1番得するチームは「近鉄ライナーズ」
一番、得をするのは、近鉄ライナーズではないでしょうか。
昨シーズンは、調子が悪く13位に低迷するも、選手はそろっている。
サントリーとの開幕戦では13-14と、昨シーズンの王者を一番苦しめた近鉄。
そんな近鉄は、ヤマハ発動機とパナソニックとリーグ戦では対戦しない。
他のチームが2つの強豪と対戦するなか、近鉄はほかの中堅チームとの試合がつづく。
ここれ勝ちをつめば、上位進出も十分考えられます。
昨シーズンの不調が、今シーズンに好影響をもたらしてしまったかもしれませんね。
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